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2026年01月31日

香港から2026 10

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能ワークショップ「風姿花傳 能劇大師班」を終えてホッとする間もなく、翌日は今回の香港滞在のもう一つの目玉がありました。

その名も「粤劇泰斗與能劇大師跨文化對談」
広東語は全く分かりませんが、漢字を見ればなんとなく意味が分かります。

粤劇の泰斗(巨匠)、および 能劇大師(私のこと) 文化を跨ぐ 對(対)談
ということでしょう。

粤劇と能劇との異文化対談。これは面白そうです。
現に、申し込み制の定員はすぐに埋まったそうです。

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対談の相手は阮兆輝という方で、日本で言えば人間国宝クラスの粤劇の巨匠です。
粤劇にとどまらず、テレビドラマや映画などでも活躍している香港の有名人です。
会場に集まったほとんどの方は、阮兆輝師の話を聞きにきています。

とは言うものの、私も能の代表として対談する以上、恥ずかしい真似は出来ません。
能の面白さを紹介すべく、張り切って臨みました。

まず、能のことをほとんど知らないと思われる会場の方に、能の説明をします。
能面を見せながら、丁寧に説明しました。

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本当は能の映像を見せたかったのですが、香港では公共の場で映像を見せる場合、手続きが大変なのだそうです。

私の右横に居る方が、広東語の通訳です。この方には、この後の打ち上げまで一日お世話になりました。


香港は、とても親日です。
人口750万人ほどの香港ですが、年間日本に250万人もいらっしゃるそうです。
単純計算で3人に1人が訪日しています。

そのことから分かるように、日本にたいへんに興味をもってくださっています。
アニメ、音楽、映画、ドラマなどの日本文化の人気はかなりのものです。

最近では、映画「国宝」が大ヒットだそうです。
司会者の方が、「映画「国宝」を見た人どれくらいいますか?」と聞いたところ、3分の2以上の方が手を挙げていました。

対談の中で、「国宝」の話も出ました。

司会者を務めていらっしゃるのは、「流白之間」のスタッフです。
普段はラフな格好をしているのに、ビシッとスーツを着ています。

さすがに緊張しているようですが、そんな中、首尾よく阮兆輝師と私に話題を振ってくださいました。
私も最初は緊張しましたが、阮兆輝師が上手に盛り上げてくださるので、徐々に饒舌になってきました。
能の特徴、修業時代の思い出、今後の課題など、様々な話を致しました。


後半は、お互いに実演を交えながらそれぞれの古典芸能の特徴を比べました。

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たいへんに盛り上がりました。

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フィナーレは、スタッフもステージに上がり、記念撮影です。

私にとっても実り多き対談となりました。

阮兆輝師とは、「今度は日本でこの対談をやりたいね」とお話ししてお別れしました。
日本で出来たら、面白いでしょうね。


夜は、香港最後の大宴会。
シンガポールの演劇学校の一期生であるアンディや、マカオ在住の3年前の卒業生も駆けつけてくれました。
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名残惜しいけど、今回の滞在はこれで終わり。

次回は、もっと大きなことが出来ると良いね。
そんな前向きな話をして、最後の夜は更けていきました。



kuwata_takashi at 23:30│Comments(0)

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