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2026年01月27日

香港から2026 7

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日曜日もワークショップはありません。
昨日の阮兆輝師との夕食で感銘を受け、また粤劇が観たくなりました。

ネットで検索して、高山劇場というところで粤劇公演を見つけました。

この劇場は、2年前に地元の人に連れて行っていただいた劇場です。
ちなみに2年前は、こんな劇を観ました。
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2年前は、本格的な粤劇でしたが、今回は「新秀展演」という題名で推察されますが、若手の発表会です。
しかし結構人気があるようです。
夜の部開演30分前に劇場に着きましたが、1000人以上収容できる大きな劇場で、3階席しか空いていませんでした。
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本格的な粤劇というよりは、粤劇の一幕(だいたい20分から30分位)を、若手が次々に発表するという上演形式です。
若手のエネルギッシュな粤劇を7演目も見ることが出来ました。

粤劇の表現の特徴は、美しい歌唱にあります。高く澄んだ声は大変耳に心地よいものでした。
また、指の表現や袖の使い方など独特の所作も多く、美しい所作につい見とれました。

先日の阮兆輝師との夕食にて粤劇の演技の特徴など伺いました。鑑賞において、たいへん参考になります。

言葉は全く分かりませんでしたが、全く退屈せずに7番見続けました。

能と同じように言葉がわからなくても、歌や舞踊を観て楽しめるのが歌舞劇の良さです。
これば対話劇だとそうはいきません。
台詞が分からないと、たぶん退屈でしょうがないでしょう。


終わった後は、カーテンコール

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観客への挨拶の所作もぎこちないのが、いかにも若手という感じです。

その後、指導している先生方も舞台に上がってきました。

広東語が分かりませんが、たぶん今日の演技の講評を述べているようです。
そして優秀な役者は、表彰もされていました。
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しかし、この勢ぞろいの舞台を見て何だか違和感。。。。

そうです。先生たちの服装です。
みんな、ダウンや厚手のコートを着ています。

前の記事で、香港の人はたいへんに寒がりと書きました。
実際に寒いのです。

この国には暖房というものは存在しません。
劇場内は、換気のためなのでしょうかなぜかクーラーが効いています。たぶん送風なのでしょうが、常に冷たい風が吹いています。

外の気温は15度くらいあるのでそんなに寒いわけではないのですが、むしろ室内の方が寒く感じます。
観客も皆コートを着たまま鑑賞しています。

冬でも室内の方が寒いというのが、不思議な感覚です。

以前、薄着で外出した時のことです。
バスを待っている間、思いのほか寒いのです。寒さに震えていましたが、まあ、バスに乗れば大丈夫だろうと思っていたら、バスの中の方が寒かったということがありました。

東京ではありえません。外はどんなに寒くても、電車やバスの中は暑いくらいです。


また、香港はヨーロッパ式で夜の時間を楽しむ風潮があるようです。
ヨーロッパは劇場は夜9時開演なんてざらにあります。
以前、スペインで薪能をしたときは、開演夜10時でした。

「今回の公演は、夜7時30分開演で、若手の発表会だからすぐ終わるだろうなあ。たぶん9時くらいには終わるだろうから、その後ゆっくりビールでも飲みながら夕食だ」

こんなつもりでいたら、終演はなんと11時過ぎ。
寒さと空腹にジッと耐えていました。

観客の年齢層は、おおむね能と同じ感じ。つまり、若い人もいるけどメインは年配の方。
しかし、その年配の方も、コート着たまま普通に11時まで鑑賞しています。

日本のお年寄りは、寒い中で11時まで鑑賞してくれないだろなあ。
そう思うと、香港のお年寄りは元気です。


kuwata_takashi at 15:04│Comments(0)

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