2025年02月11日
2025シンガポール第1便 6

今日は、日本では建国記念日で祝日ですが、シンガポールは平日。学校の授業は普通にあります。
ただ、旧暦で言えば今日は1月15日。いわゆる小正月です。
旧暦は、月の満ち欠けで暦を定めます。新月の日が1日で、満月の日が15日。
つまり、旧暦1月の新月から満月までが正月期間という訳です。
シンガポールでも今日までが正月ということで、様々なお祝いが続きます。
今日は学校のスタッフ達と、正月を祝う儀式ロー・ヘイをやりました。
毎年恒例の行事で、抽選会などあり盛り上がりました。
さて、学校の授業が終わり、しばらく事務仕事をした後、帰宅の途につきます。
学校の所在地は、リトル・インディアという場所です。その名の通り、インド系の住民が多く住み、街中はインド料理や、雑貨屋であふれています。
いつものように駅前に向かうと、駅前の大通りは、凄い人で覆いつくされています。
「あ、今日はタイプーサムだった」
タイプーサムは、インド系のお祭りです。タミル歴のタイ月(10月)の満月の日がタイプーサム当日となります。
こう考えると、昔の人はいかに月の満ち欠けを大事にしていたかわかります。
様々なヒンドゥー教の宗教行事が行われますが、そのハイライトがカヴァディという装飾品の行列です。
その重量は40キロ、高さは4mにもなるそうです。
それを背負った信者たちが、大通りを行列して歩きます。
この儀式に臨む信者は、祭りの数週間前から肉食を断ち、断食や祈りを続けることで心を清めるそうです。
(いわゆる精進潔斎ですね)
また、信者は身体に針を刺すそうです。苦行を行うことで身を清めるのだそうです。
痛ければ痛いほど良いそうです。
この男性の装飾品も、よく見ると身体に全て刺しています。
その行列のあちこちではインドの伝統音楽が演奏され、それに合わせて信者たちはカヴァディを持ち上げたり回したり大騒ぎ。
私は、その行列の最大の盛り上がりの場所に遭遇してしまったのです。
しばらく、カヴァディ行列行進を見物しました。
趣向を凝らしたカヴァディが次々に現れ、見ていて楽しかったです。
路上には、インドの民族衣装をまとった人で埋め尽くされます。
椅子を持参して、ずっと眺めているご老人もいます。
何だか深川八幡祭の神輿渡御を思い出しました。
行列の所々には、御仮屋みたいな場所があって、その前では一段と盛り上がります。
信者は、重いカヴァディをぐるんぐるんと、回して跳ね上げ、大騒ぎ。
深川神輿も御仮屋の前では、神輿を回したり叩いたり大騒ぎ。お祭りの根底に流れるものって、案外同じなのかも知れません。
中華系、マレー系、インド系住民から成り立つ多民族国家のシンガポールでは、様々なお祭りや儀式が堪能できます。







