2025年01月31日
2025シンガポール第1便 3
シンガポールの演劇学校「Intercultural
Theatre Institute」の稽古も順調に進んでいます。
今回の学生の最年少は、18歳です。
私が初めてシンガポールに来て、この学校の1期生を指導した2002年には、まだ生まれていません。
他の学生たちも、2002年には小さな子供だったそうです。
改めて、この学校との付き合いの長さに驚きます。
3週間の稽古で、何と「鶴亀」「紅葉狩」「羽衣」「屋島」「邯鄲」「竹生島」と、6曲仕上がりました。これは今までにないくらいハイペースです。
今回の能クラスは13人しかいないので、細かく指導できます。その成果が徐々に出てきているようです。
お稽古は、非常にスムーズに進んでいます。
学生たちは、役者や役者の卵たちなので、やはり身体能力や表現力が抜群です。稽古すればすぐに吸収してくれます。
学生たちの動きに、ハッとすることもあります。
「こう指導すれば、効果的だな」と、気づくこともたくさんあります。
私にとっても、かけがえのない経験となっています。
kuwata_takashi at 22:30│Comments(0)│