2024年01月01日
謹賀新年 香港から

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、今年の年越しは香港でした。考えてみれば、年が変わる瞬間に日本にいなかったのは初めてです。
1月1日の早朝にロンドンへ出かけたことはありましたが、日付が変わる瞬間を海外で迎えるのは初めてです。
外国の年越しはどうなのか、少し楽しみでした。
ただ、ちょっと拍子抜け。
日本では一大イベントのお正月ですが、外国では様子が違います。
西洋ではクリスマスを盛大に祝いますので、正月はおまけ程度。実際に、元日にロンドンに行ったときは、正月気分は全くありませんでした。
日本以外のアジア諸国では、基本的に旧正月を祝います。太陽暦のカレンダーの正月は、ただ年が変わるだけの日です。
1月4日から一週間シンガポールへ滞在したことがありますが、正月気分は皆無でした。
さあ、香港ではどうでしょう。。。。 予想通りでした。
そもそも、1月2日から2週間「能のワークショップ」を開催、というのが日本の感覚ではありえません。
正月早々、ワークショップを開催できることが、香港の正月事情を物語ります。
大晦日に香港に着いて、現地スタッフと打ち合わせと歓迎の食事会をしました。
まずホテルのロビーでは


クリスマスデコレーションで迎えられました。
朝、正月飾りあふれる日本を出て、このデコレーションで迎えられると不思議な感覚になります。
街へ出ると、まさに聖夜。



いやあ、キレイでした。

路上パフォーマーも、クリスマスソングを歌っています。
ただ、全く正月気分が無いかというと、そんなこともありません。
日付が変わるときのカウントダウンイベントは、結構盛大に行われます。
大晦日の夜は、長旅と打ち合わせと歓迎会で疲れ果てたので、街へは出ませんでした。テレビでカウントダウンイベントの様子を見ました。
最初の写真は、テレビ画面を写真で撮りました。
ビクトリア湾で盛大に花火が打ち上げられている様子を生中継していました。
元日は、香港でも休日です。昼下がりに街を散策しました。
尖沙咀(チムシャツォイ)という香港一の繁華街では、流石に正月イベントが行われていました。

ビクトリア湾を背に、正月祝賀のパフォーマンスをやっていました。

正月なのか、それとも辰年だからなのか分かりませんが、龍のダンスのようなパフォーマンスもたくさん行われていました。ビクトリア湾の高層ビルを背に繰り広げられる龍の踊りは、なかなか見ごたえありました。
kuwata_takashi at 15:30│Comments(0)│