2023シンガポール第2便 22023シンガポール第2便 4

2023年03月07日

2023シンガポール第2便 3

今日の稽古に、嬉しい来訪者がありました。
4年前の能のクラスの学生と通訳です。

シンガポールの演劇学校も、21年も教えているといろいろな人の繋がりが出来ました。
今の学校の先生には、21年前に指導した第一期生の学生もいます。

そういった人々が、こうして能のクラスに訪ねてくるのはとても嬉しいです。

稽古の後、学校の中庭にてお決まりのタイガータイムを開きました。

まず、4年前通訳をしてくれた、ヤグニャ。

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彼女はインド系シンガポール人ですが、日本が大好きな人です。
日本にも3年ほど暮らしたことがあり、日本人より日本人らしいシンガポール人です。

日本の古典芸能に造詣が深く、能も大好きなのだそうです。

「能の仕事が出来て嬉しい。というより、これって仕事かしら?」
と、喜んで通訳をしてくださいました。

今は、若手演出家としてシンガポールで大活躍です。シンガポールの新聞の演劇賞にノミネートされたりしています。

ちなみに、私が着ている「Oh Noh お能」というTシャツは、彼女の友人のシンガポール人がデザインしたシャツです。その友達も、とても日本びいきだそうです。
限定品を、学校のスタッフからいただきました。


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続いて、2004年からこの学校の活動を、ずっと注目している日本人の栗田さんと、4年前にオーストラリアからこの学校に留学していたサミュエルです。

栗田さんは、2004年のころは、インドの演劇を研究していた学生でした。
インドの役者の友達がこの学校で学んでいるので、能の発表会を見に来てくれたのでした。

それ以来、シンガポールでも東京でも、ちょくちょく会っています。
思えば長い付き合いです。

今は、大学の先生をしていますが、ちょうど研究のためにシンガポールに滞在していたので、学校に遊びに来てくれました。

サミュエルは、日本好きのオーストラリア人です。
去年の夏にも、同じく4年前の学生のインド人と日本に来ていました。

東京で能楽堂に招待して、一緒に食事をしました。
シンガポールでいつも飲んでいるタイガービールではなく、アサヒビールを飲んだので、「タイガータイムではなくアサヒタイムだ」と言って大喜びでした。

その時、栗田さんと意気投合してすっかり仲良しになりました。

サミュエルは絵が得意で、学校の扉にこんな絵を書いて、それを置き土産にオーストラリアへ帰ったのです。
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腕には、こんな彫り物をしています。

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続いて、4年前の学生のリエンです。

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向かって左がリエン、右が今回の学生のユアン・チーです。
彼女たちは今、ルームメイトだそうです。
4年前の話に花が咲きました。


楽しいひと時でした。

おまけ
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気が付いたら、タイガービールの箱で能面を作っていました。

これが本当のタイガーマスク。




kuwata_takashi at 23:00│Comments(0)

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