親子3人の能奉納長男 全国大会へ行く(応援に)

2022年08月20日

インドからオーストラリアから 来たれり

コロナ禍により、海外との行き来が未だにスムーズではありません。
そんな中、3年前にシンガポールの演劇学校「Intercultural Theatre Institute]で能を教えた学生2人が、日本へやってきました。

インド人とオーストラリア人です。
彼らは普段はそれぞれの国で演劇活動をしています。今回は日本で行われる演劇ワークショップに参加するために来日してきました。

いやあ、嬉しいです。
今まで、様々な卒業生たちが日本に来ています。そのたびに何とか時間を作って会いました。

シンガポールで能を教え、その後楽しくビールを飲んだ日々が思い起されます。

まずは、矢来能楽堂の見学です。
彼らは数日前に国立能楽堂で能を観ていますので、能楽堂は初めてではありません。
それではスペシャルな体験ということで、能楽堂での能の稽古です。

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まずは「鶴亀」
彼らに一番最初に教えた曲です。3年ぶりの稽古ですが、よく覚えています。
けっこう出来ました。

あと、何か覚えているか聞いたところ、「kyo u no syu ra no ka ta ki wa ta so」と謡います。

「あ、それは屋島だね。よくそんな難しい曲覚えているねえ」よし、稽古だ。

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けっこう様になっています。

この集まりには、18年前にシンガポールで能を教えた日本人の卒業生や、シンガポールでお世話になった日本人なども来ていただきました。
この方たちも、東京在住なのでいつでも会えるのですが、こういう機会でもないとなかなか会うことは出来ません。
久しぶりに会い、昔話に花が咲きました。

最後に、「Intercultural Ttheatre Institute」卒業生の日本人も交えて記念撮影です。

DSC_1397

良いひと時を過ごしました。


来年、4年ぶりにシンガポールの演劇学校に指導に行くことになっております。
どんな学生が待っているのか、今から楽しみです。


kuwata_takashi at 18:55│Comments(0)

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