2020年01月18日
深川江戸資料館「新春能楽初め」
東京に初雪が舞い降りた寒い日、深川江戸資料館にて熱い講座「新春能楽初め」を開催しました。
毎年恒例の能楽講座も、今回で5回目を迎えました。
悪天候の中、お客様の出足が心配でしたが、杞憂でした。
会場の椅子は全てうまり、立ち見のお客様までいらっしゃるほどの大盛況でした。
今回から「新春能楽初め」と題名を改めましたので、正月にちなんで「江戸城 謡い初め」をモチーフに実演を行いました。
江戸城の形式にのっとって「老松」「東北」「高砂」の謡と舞を紹介しながら、それにまつわる能のはなしをしているうちに、あっという間に予定時間となりました。
この講座は、資料館の一角を使っての無料のイベントです。見学のついでに足を止める人が多いので、毎回講座を行っている一時間の間に、お客様は結構入れ替わります。
ところが、今回はほとんどのお客様が始まってから終わるまでほとんど席を立たずにずっと聞いてくださいました。
とても嬉しいことです。
kuwata_takashi at 23:15│Comments(0)│