2019年03月07日
2019シンガポール最終便 最終回
今日は、評価と採点の日です。
毎回、この日はツライ時です。
それは、お別れの日だからです。
午前中は学生たちに、評価とアドバイスを送り、質問を受けます。
午後は、大宴会。
いつも稽古を行っていたスタジオで、名残りの酒宴でした。

思えば、今回も彼らとはよく飲みました。
バカな話をたくさんし、それぞれの母国のことも色々聞きました。
8か国から集まってきた17人の学生。
また、3年生として在学している2年前の学生や、学校のスタッフたち。
彼らと過ごした9週間は、素晴らしい時間でした。
お別れするのは、本当にツライです。
また今回、ヤグニャさんというインド系シンガポール人の通訳の方にも大変お世話になりました。
シンガポールで行われた能公演を見て以来、能が大好きになった彼女は。シンガポールの演劇学校「ラ・サール」にて能を学んだそうです。シンガポールには、ITI以外にも能の実技を教える演劇学校があることが驚きです。
その後日本で英語の先生を3年間勤め、日本文化が大好きになってシンガポールに帰国しました。
日本では、狂言やお茶や琴などを習ったそうです。
今もシンガポールで日本舞踊を習っているそうです。
そんな彼女は、能の仕事をすることが夢だったそうです。
彼女には本当にお世話になりました。
いくらお礼を言っても、言い尽くせないほどです。
帰国後、彼女がFacebookというSNSサイトに日本語で投稿していました。
その投稿をここに引用します。
こんなことを考えていたなんて驚きです。
こういうシンガポール人がいるということは、私に大きな勇気を与えます。
今回、能の稽古をした17人の学生に、私は言いました。
「能の稽古を通して、感じたこと習得したことを、これからの君たちの演劇活動に活かして欲しい。そして、能の魅力を君たちの母国でも広めてください」
能は、世界に誇れる日本の芸術です。
いつか、世界中のひとが能に馴染んでもらう日が来るといいなあ。
どんなにかけがえのない日々も、やがて過ぎていきます。
2019年にシンガポールで確かにあった、濃密な時間。
この記憶を、永遠に胸に刻んでいきたいと思います。
みんな、いずれまた会いましょう。
再会を祈って、能「紅葉狩」で出番を待つ後シテ後ツレたちの写真で締めます。

毎回、この日はツライ時です。
それは、お別れの日だからです。
午前中は学生たちに、評価とアドバイスを送り、質問を受けます。
午後は、大宴会。
いつも稽古を行っていたスタジオで、名残りの酒宴でした。

思えば、今回も彼らとはよく飲みました。
バカな話をたくさんし、それぞれの母国のことも色々聞きました。
8か国から集まってきた17人の学生。
また、3年生として在学している2年前の学生や、学校のスタッフたち。
彼らと過ごした9週間は、素晴らしい時間でした。
お別れするのは、本当にツライです。
また今回、ヤグニャさんというインド系シンガポール人の通訳の方にも大変お世話になりました。
シンガポールで行われた能公演を見て以来、能が大好きになった彼女は。シンガポールの演劇学校「ラ・サール」にて能を学んだそうです。シンガポールには、ITI以外にも能の実技を教える演劇学校があることが驚きです。
その後日本で英語の先生を3年間勤め、日本文化が大好きになってシンガポールに帰国しました。
日本では、狂言やお茶や琴などを習ったそうです。
今もシンガポールで日本舞踊を習っているそうです。
そんな彼女は、能の仕事をすることが夢だったそうです。
彼女には本当にお世話になりました。
いくらお礼を言っても、言い尽くせないほどです。
帰国後、彼女がFacebookというSNSサイトに日本語で投稿していました。
その投稿をここに引用します。
この8週間が夢みたいに進みました。あっという間に能プレゼンテーションも終わって先生達も日本に帰りました。
8週間に生徒達が「構え」、「摺り足」、「形」、「謡い」、「舞い」って色々習って、発表で「仕舞」を舞って、地謡も謡って、短くされた能曲の「邯鄲」と「紅葉狩」にも面付けて日本語の台詞も覚えて出演して、皆さんも大変頑張りました。その上に、8週間も生徒に教えて来た観世喜正先生と桑田貴志先生の教え方も凄く停止で体の動きだけで分かりやすかったんです。
「古典芸能の先生達はどれぐらい生徒に動きの意味とか理由を教えてくれるでしょうか」ってずっと思っていましたが、生徒が基本ができるようになって来たら想像以上に説明してくれました。その説明を聞くとお能の深い深い世界を幕のうしろから覗く気がしました。やっぱりお能は美しい芸能だなぁって毎回も思いました。
2009年に私は初めてお能を見て、摺り足を見て恋に落ちて、千景先生に指導して貰って、又お能の形と恋に落ちて。。。そして日本語を習い始めたのもいつか必ずお能の通訳をやりたいと思っていたからです。なのでお友達のゼルダにこの仕事を紹介して貰った時からずっと嬉しくてたまらなかったんです。
8週間の仕事でしたが、楽しすぎて、働いているとかは思えなくて、ITIの皆んなにも凄い感謝しています。有難や〜有難や〜
さて、これからはどうでしよう。。。夢覚めました。悟り得るかなぁ?
こんなことを考えていたなんて驚きです。
こういうシンガポール人がいるということは、私に大きな勇気を与えます。
今回、能の稽古をした17人の学生に、私は言いました。
「能の稽古を通して、感じたこと習得したことを、これからの君たちの演劇活動に活かして欲しい。そして、能の魅力を君たちの母国でも広めてください」
能は、世界に誇れる日本の芸術です。
いつか、世界中のひとが能に馴染んでもらう日が来るといいなあ。
どんなにかけがえのない日々も、やがて過ぎていきます。
2019年にシンガポールで確かにあった、濃密な時間。
この記憶を、永遠に胸に刻んでいきたいと思います。
みんな、いずれまた会いましょう。
再会を祈って、能「紅葉狩」で出番を待つ後シテ後ツレたちの写真で締めます。

kuwata_takashi at 23:30│Comments(0)│