京都にて 謡曲史跡めぐり47都道府県  制覇

2018年12月09日

矢来能楽堂楽屋 解体修理工事

我々、観世九皐会の本拠地・矢来能楽堂の楽屋が解体修理工事に入ります。

今日の九皐会定例会が、使用される最後となりました。

 

公演の時は、主に囃子方の楽屋として使われます。

普段はお稽古場として使用されます。

 

そして、夜は住み込みの内弟子の過ごす場所でした。

 

私は矢来能楽堂にて、五年間住み込み内弟子修業をしました。


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その間、この部屋に布団を敷いて寝ていました。向かって左側が、私が寝ていた場所です。

 

夜、押入れからふとんを引っ張り出して、朝になると畳んでしまい、掃除をします。

毎日、この繰り返しでした。

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寝ている部屋の隣は台所。ここで日々の食事や、夜の宴会が行われました。

 
ツライ修業時代でしたが、その分感慨深いものがあります。

 

解体工事は明日から始まります。

楽屋に隣接する土地とつなげて、新たに広く新しい楽屋に生まれ変わります。

 

完成は来秋の予定です。

楽しみです。




kuwata_takashi at 23:00│Comments(0)

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