能奉納「海士」 御礼大人の階段のぼる

2018年08月15日

祭のあと

能奉納が終わり、明けて翌日は富岡八幡宮の例大祭です。

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この日は、神社にとって一年で一番大事な祭礼です。

参拝者は、深川の名士たちです。
私も、4年前からこの例大祭の末席に参列させて頂いております。

この大事な日ですので、暑い中紋付羽織の礼装で出向きました。

境内には、3日前に深川中を練り歩いた本社御輿が飾られています。
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改めて見ると、バカでかい。。。
よくこんなもの担いだなあと、あきれてしまいました。


例大祭の後は、直会です。
深川の有名人たちとの会食は緊張します。

緊張のあまり、ほとんど酔っぱらうことなく直会を終え帰宅し、昨日の装束の後片付けをしました。

昨晩干した装束をたたんで、矢来能楽堂に返しに行きます。

昨日の疲れも残り、流石に疲れ果てました。帰宅するともう夜です。

そのまま寝てしまいたいところですが、そうはいきません。
再び、富岡八幡宮に赴きました。

毎年、例大祭の日の夜は、「深川バロン倶楽部」の奉納があります。

このグループは、バリ島の民俗芸能であるバリ舞踊とガムラン音楽を、深川の街に上手く溶け込ませ、奉納しています。
ガムランは、バリのヒンズー寺院で演奏されるのが常なので、神社との親和性はとても高く、良い雰囲気を醸し出しています。

私も、深川バロン倶楽部の一員として、この奉納に何度か参加させて頂いきましたが、最近はなかなか練習に参加できずにいます。

今回は、初めて完全にお客さんとして見に行きました。
家族と一緒に、夜の境内で、焼きそばを食べ、焼き鳥をつまみ、生ビールを飲み、ほっこりした気分で、ガムランを堪能しました。

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昼間は、正装でかしこまっていた宮司さんや神職の方も、軽装でのんびり見ています。
昼間に一緒に例大祭に参列した、地元選出の国会議員や区会議員の先生方も軽装で鑑賞しています。

台風が近づいているせいで、風がほどよく吹きさわやかな境内で、のんびりとガムラン鑑賞。
こうして、深川八幡祭は終わっていきます。

お祭りが終わると、夏が終わった気持ちになります。

さあ、明日から頑張っていきます。



kuwata_takashi at 21:33│Comments(0)

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