追悼 藤村健師壱岐から

2015年09月23日

囃子会 舞囃子

このシルバーウィークは、大忙しでした。

その中で、9月20日には大鼓の柿原弘和師の素人会で舞囃子「班女」をさせて頂き、23日には笛の一噌隆之師の素人会で舞囃子「放下僧」をさせて頂きました。

会場は、どちらも国立能楽堂です。

我ながらエラくなったもんだと思います。


学生の頃、囃子方の素人会を見に行くのが大好きでした。

囃子方の素人会では、例えば大鼓の素人会では、大鼓の方は素人ですが、後のお囃子、地謡、シテは全員玄人です。

しかも、そうそうたる玄人が出演しています。

そうして、能楽界のスターと呼ばれる人達が、次々と舞囃子や能を舞ってくれます。

それが全て入場無料です。

こんな贅沢な事はありません。

今回も、両日とも多くの能楽ファンで観客席は埋め尽くされました。

能楽界の偉い先生たちが集まるなかで、舞囃子をさせて頂くなんて、とっても光栄なことです。

ただ、そういった偉い先生方が見守る中、舞うのは、たいそう緊張します。

両日とも、スゴい緊張感の中での舞でした。

はあ、疲れました。


kuwata_takashi at 20:54│TrackBack(0)

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