2015年08月14日
「深川八幡祭り 能奉納」御礼


8月14日、例年勤めております「深川八幡祭り 能奉納」、無事終わりました。
今年は、「鞍馬天狗」の後半を演じました。
子方の牛若丸は、次男・大志郎です。
この能奉納では、初めての親子共演でした。
当日は、「ところにより、一時激しい雨が降る」という天気予報でした。
つまり、ゲリラ豪雨が来るかもしれないという予報です。
天気を心配しながらの奉納です。
幸い、奉納中は天気はもってくれました。
全て終えて、装束などを車に積み込んだ瞬間、まさにバケツをひっくり返したような雨が降り出しました。
運が良いことに、能奉納の最中に雨は降りませんでした。
皆様の心がけが良かったということにしておきましょう。
今年は家内も、一管「鞨鼓」で笛を吹きました。
長男・潤之介が横で舞を舞いました。こちらも親子共演です。
地元の神社で、一家揃って奉納させていただけるなんて、幸せなことです。
今年も、私の社中の方々と江東区謡曲連盟の方々も出演しました。
ベテランぞろいの江東区謡曲連盟の面々は相変わらず、落ち着いた舞台っぷりです。
堂々とした奉納でした。
私の社中の人達も、今年は本当に落ち着いて演じていました。
後で地謡を謡っていて、頼もしく思いました。
社中の仕舞の地謡を謡ってヘトヘトになりましたが、私の舞台はここからが本番です。
急いで紋付を装束に着替えます。
仕舞が終わると、次男は早々と装束を着て待機しています。
結構長い時間ですが、動かずにじっとしています。
「装束着たら、動いてはダメ」と、強く言い聞かせていました。
落ち着きのない次男ですが、言いつけを守って神妙に待っています。
次男の成長が感じられます。
ヘトヘトの中、「鞍馬天狗」が始まりました。
毎年のことですが、始まると力が漲ってきます。
やはり、富岡八幡宮という場所の力が大きいように思います。
スイスイと身体が動きます。
狭い舞台の中を、うまい具合に動いていたようです。
地謡の人にも、「こんな狭い中、よくあんなに動けるねえ」
と、感心されました。
気持ち良く舞うことが出来ました。
次男は、最初に橋掛りの柱に引っかかって、欄干ごと倒してしまいました。
本人は当たらないように動いていたつもりでしたが、大口という大きな袴をはいているので、それをひっかけたようです。
その辺は、経験の無さですね。
何せ、本格的な子方は2度目です。
慌てるかと思いきや、何事もなかったかのように堂々と演技を続けていました。
とても大事な事です。
なかなか舞台度胸があります。
やはり、子供は舞台の花ですね。
私の大天狗より、子供の方に注目が集まっていました。
「深川八幡祭り 能奉納」も、今年で7回目です。
気がつくと、だいぶん回を重ねてきました。
「芸能の原点は祭りにあり」
柳田国男のこの言葉を、私は大事に思っています。
まさに、芸能の原始の形にこだわりたいと思います。
私のライフワークとして、これからも能奉納を続けていきたいと思います。
kuwata_takashi at 23:00│Comments(0)│TrackBack(0)│