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2015年04月03日

シンガポール映画

今日、久しぶりに映画を見に行きました。

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見た映画は「イロイロ ぬくもりの記憶」です。

「ん? そんな映画聞いたことないなあ」とお思いでしょう。
そうです、これはシンガポール映画です。

先日の日記で紹介した、シンガポールの演劇学校ITIの卒業生・Yeo Yann Yann(ヤンヤン)が出演している映画です。
(詳しくはこの日記をご覧下さい)
http://shitashimu.dreamlog.jp/archives/51992036.html

昔、シンガポールで能を教えた学生が映画に出演していて、その映画が世界的にヒットして日本でも日本語字幕で見れるなんて、嬉しいことです。

彼女の活躍ぶりは、映画のパンフレットのキャスト紹介をご覧ください。
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先日、シンガポールで彼女に会ったときに「この映画は確か去年、東京でもやっていたはず」と言われました。

インターネットで調べてみると、確かに上映されていました。
そして、今でもミニシアターなどで上映され続けています。

評価の高い映画のようです。
世界中で様々な映画賞を受賞しています。

詳しくは、同じくパンフレットの写真を載せます。

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私は何だか嬉しくなって、その上映館の一つを訪れました。


映画は、シンガポールの普通の家庭の日常の普通の出来事を描いています。
派手な事件や、ドラマチックな恋愛なんかも出てきません。

日常生活の中の小さな出来事を、細やかな感情の変化をうまく描写しています。

号泣したり胸がワクワクしたりはしませんが、心の奥がじんわりと温まってくる、良い映画でした。


準主役で出演している、ヤンヤンの映画での存在感もたいした物です。

主演は、外国人であるフィリピンの若い女優です。
その彼女を、上手く引き立てながら演じていました。

スクリーンの中の彼女を、感極まりながら見ていました。


さて、7年半前に彼女から「シンガポール・ドリーム」という主演映画のDVDを貰いました。
この映画も、なかなか評価が高く、2007年第20回東京国際映画祭で見事最優秀アジア映画賞を受賞しています。

その中で彼女は妊婦の役を演じていました。

妊婦に見えるように、仕草など気を付けて大変だったと、東京で会った時に言っていました。

今回、シンガポールで話した時、また妊婦の役を演じると言っていました。

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またもや、こんな大きなお腹で出ています。

私は、「昔も確か妊婦役で出てたねえ。今回も演技は大変だったんじゃない」
と聞きました。

彼女は得意げに答えました。

「前回は妊婦の真似だったけど、今回は本当の妊婦だったから、何てことなかったわ」

そういって彼女は横にいた2歳の娘を抱き上げました。

「この娘が、お腹に入っていたのよ」

ナント、本当に大きなお腹で演技していたなんて・・・・

すごい女優魂です。

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これは、先日シンガポールで彼女と撮った写真です。
彼女に許可を得て載せています。

映画を見ながら、
「そうか、あのお腹の中にこの娘がいるんだ」
と思うと、可笑しくてたまりませんでした。


kuwata_takashi at 23:00│Comments(0)TrackBack(0)

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