2015年02月11日
2015シンガポール第三便 1
シンガポールからのお便りも、第三便となりました。
三週間ぶりに、シンガポールのITIにて能のお稽古です。
日本にいた三週間、ハードスケジュールでした。
月の半分はシンガポールにいるので、日本のスケジュールがどうしてもキツキツになってしまいます。
月曜日の夜にお弟子様のお稽古を終えると、そのまま羽田空港に直行です。
夜8時まで自宅でお稽古していても、余裕で間に合うのですから、便利になったものです。
深夜の便に乗ると、早朝にシンガポールに着くので、火曜日は朝からフル稼働できます。
本当に便利になったものです。
その便利さが、うらめしい。。。
エコノミークラスの狭いシートで無理やり寝て、着いたらすぐ働くことが出来るほど便利なのです。
成田発着便しか無いころは、深夜の離着陸が出来ないので、深夜便はありませんでした。
したがって、移動日として一日必要でした。
確か、成田発が16時半頃。
成田の16時半の便に乗るためには午後の早い時間には家を出なければなりません。
その日は午前中に用事が出来る程度です。
シンガポール着は23時頃。
ちょっと飲んで、その日はぐっすりベットで寝れます。
一日移動でつぶれるなんて、なんて不便で効率の悪いことでしょう。
その不便さがなつかしい。。。。。
学生たちと、久しぶりの再会。
スタジオに入ると歓声が上がります。
うーん。この感じ、良いものです。
今回も、学生たちを喜ばせる日本のお菓子を用意しました。
さて、学生たちにお稽古をすると、さすがに上達しています。
私と入れ違いで観世喜正先生がお稽古に行っていました。
みっちりとお稽古したようです。
今回は、人数が多いので、最後の発表会では「紅葉狩」と「邯鄲」と二つの能に挑戦します。
この無謀ともいえる挑戦のためには、まだまだ稽古が足りません。
今週から急ピッチで仕上げにかかります。
シンガポールでも、忙しい日々が続きます。
kuwata_takashi at 20:42│Comments(0)│TrackBack(0)│