浜松「ざざん座能舞台 ワークショップ」龍田神社 謡曲史跡巡り

2014年10月25日

丹後に来ました

浜松で「大江山」のお話をした後、更に西に向かいます。
今日は、「大江山」の舞台となった京都府京丹後市に来ています。

途中の電車で、「酒呑童子、大江山の里」等と看板を見つけて、「おお、昨日仕舞で舞ったなあ」と思い出します。

京丹後市は、京都と言っても京都駅から特急で3時間もかかります。

感覚的には、本当に鬼神でもいそうな山里です。

その地に、安養寺という大きなお寺があります。
その本堂での蝋燭能の公演に、伺いました。

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ものものしい佇まいの本堂が、今日は能舞台に早変わり。

写真は、昼間の能講座の前の写真です。

夜は、蝋燭の灯りに照らされてムード満点の中で能「安達原」 が演じられました。

このお寺のご住職のお母様が、九皐会門下の能楽師です。

長年、丹後地方で精力的に能の普及活動に励んでいらっしゃいます。

御年齢は、ナント90歳。
今日も、「羽衣」の仕舞を堂々と舞っていらっしゃいました。

お寺は人里離れた場所にあるのに、200人程の満員のお客様にお越し頂きました。

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境内では紅葉も始まり、良い雰囲気です。

暖かい公演でした。


kuwata_takashi at 23:08│Comments(0)TrackBack(0)

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