茉莉会@沼津御用邸丹後に来ました

2014年10月24日

浜松「ざざん座能舞台 ワークショップ」

今日は、浜松にて「ざざん座能舞台 ワークショップ」がありました。

「ざざん座能舞台」とは、浜松の能楽愛好家達が能の普及のために立ち上げたグループで、様々な活動を行っています。

詳しくは、下記の公式ホームページをご覧下さい。

http://www.zazanza.jp


今回は、その活動の一環として私が講師として招かれ、ワークショップを行いました。

会場は、浜松の愛好家がビルの一室に作った、ゆりの木舞台という、面白い舞台です。

imageこのような、素敵なロケーションで、楽しくお話させて頂きました。

最初は、能の総合的な話をして、後半は秋の曲ということで、「大江山」と「井筒」を取りあげて、実践的な能のみどころ紹介をしました。

そして最後は、「大江山」と「井筒」の仕舞を舞いました。
凄いことに、ざざん座メンバーによる地謡とお囃子付きです。

ざざん座メンバーは、お囃子をお稽古なさっている人も多く、自前ですべての囃子が揃います。

ぶっつけ本番で、玄人相手に舞囃子が出来るのですから、凄い技量です。

キッチリとした地謡とお囃子にもり立てられ、首尾良く舞えました。


参加者は凄い熱気で、終わった後は質問が絶えません。
大盛り上がりの内ににワークショップは終わりました。


ワークショップの後は、ざざん座メンバー相手に、今度は能装束の着付け講座です。

ざざん座メンバーは、能装束も多く所有しています。
キチンと能装束を着て、素人だけで能公演まで行っているのです。

謡や囃子はどうにかなっても、装束着けには苦労しているようです。

装束着けは、私達玄人でも難しいものです。
長年練習して、何とか習得するものです。

装束着けを勉強したいという熱意には、感心しました。
本当に凄い人達です。

装束着けの講座が終わると、大宴会です。
これが一番盛り上がりました。


kuwata_takashi at 23:42│Comments(0)TrackBack(0)

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