「松虫」 琴詩酒の友浜松「ざざん座能舞台 ワークショップ」

2014年10月18日

茉莉会@沼津御用邸

本日は、沼津・富士のお弟子様の発表会でした。

場所は、沼津御用邸という絶好のロケーション。

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昭和天皇が皇太子時代に勉強していたお部屋「第一学問所」を舞台にして行いました。

 

会員の方々は、良い天気の中で気持ちよく謡い、舞っていました。

 

今回、2年前からお稽古を始めている「しずおか能楽サークル」の会員の方々が、初舞台をふまれました。

元気一杯の初々しい姿で、盛りたてて下さいました。

 

ベテランの方から初心の方まで、それぞれが目標を持って舞台に向けて取り組んできました。

その成果が存分に発揮されていました。

 

やはり発表会って、良いモノだなあとしみじみと思いました。

 

長男・潤之介は、仕舞「高砂」と素謡「富士太鼓」の子方。次男・大志郎は、仕舞「合浦」と素謡「百萬」の子方を勤めました。

 

次男は初めての素謡です。

謡の文句は少ししかないので、問題ありません。大きな声で堂々と謡っていました。

心配だったのが、素謡の間約25分、ジッと正座していられるかです。

子供にとって、動かずに座っていることほど難しいことはありません。

 

でも、感心するくらい行儀よく座っていました。

「キョロキョロしたりゴソゴソ動いたら、ご褒美は無し」と言ってあったのが効いたのでしょう。

 

長男は、「富士太鼓」という難役に挑みました。

この役は、まず謡の分量が多い。そして、シテとずっと一緒に謡わなければならないという点で、なかなか難しい役です。

 

開演前に一回シテと合わせて謡った時は、少々苦労していましたが、本番はバッチリ合っていました。

大役を終えてホッとしていました。

 

さあ、今度は1123日に東京のお稽古場の方々の発表会が控えます。

参加者たちは、目標に向けて懸命にお稽古しております。

 

頑張りましょう。



kuwata_takashi at 23:00│Comments(0)TrackBack(0)

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