深川八幡祭 神輿連合渡御中秋の名月「小督の局」

2014年08月29日

新たなる感動

image昨年放送された、朝ドラ「あまちゃん」
一年遅れでハマっています。

私は、テレビはほとんど見ません。見るのはニュースとスポーツ中継位です。

したがって、今までNHKの朝ドラを、キチンと見たことは有りませんでした。

去年、周りの人があまりにも勧めるのでチョッと見てみました。もう8月の下旬ころでした。

最初は、「流行り物は取り敢えず抑えるか」的な軽い気持ちだったのですが、見始めると、その面白さに虜になり、たった一月チョッとでしたが、毎日欠かさず見ました。

その後、年末に放送された総集編も楽しんで見ました。

長い総集編だったので、録画して少しずつ見て、結局見終わったのは3月でした。

そんな話を「あまちゃん」が大好きという知人にしたら、

「いや、総集編なんかじゃあ、あまちゃんの本当の面白さは分かんないよ。総集編ではカットされた、小さなネタやエピソードが面白いんだ」

「DVDボックス持っているから、貸しますよ」

「いやいや、総集編だって見るのに3ヶ月かかったのに、全部見る時間なんて無いよ」
「1日一話、15分ずつ見たらどうです。半年で見終わりますよ」

「それは良い考えだ。そうしてみます」

かくして、3月末からちょうど一年遅れでリアルタイム視聴を始めました。

ただ、やはりなかなかテレビを見る時間は取れず、リアルタイムで見るはずが、8月末の現在、まだ5月頃の回を見ています。

私が見ている現在、主人公のアキちゃんは、北三陸で、憧れの種市先輩とデートするため、潜水士の試験を頑張っているところです。

これから、東京に行ってアイドルを目指すことになるなど、誰も想像しなかったでしょう。


そんな話をすると、周りのから

「それは羨ましい。まだ見ていない状態で、これから楽しめるんだ」

なるほど、そういう考え方もあるんだなあと思いました。

去年、リアルタイムで見ていた方が、ワクワクしながら見て感じた感動を、追体験しながら楽しんで少しずつ見ることにします。


そう考えると、まだ能を観たことが無い人が、羨ましく思えて来ました。

私が能に出会い、ワクワクしながら舞台を観て、どんどん能の面白さの虜になっていく過程を、これから楽しむことが出来るのです。

なんて羨ましい。

能が日常になった現在、観始めた学生時代のように、ワクワクしながら能を観ることはありません。

まっサラな気持ちで能を観てみたいなあと思っても、もう決して戻れません。


まだ能を観たこと無い方、チャンスですよ。
いち能役者として、心からそう思います。


kuwata_takashi at 11:35│Comments(0)TrackBack(0)

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