2014年02月01日
新作能「小山安犬」
今日は、栃木県小山市にて能公演。
小山市制60周年を記念したイベントでした。
演じられたのは、小山市のご当地能である、新作能「小山安犬」
市制50周年を記念して、中森貫太師中心となって複曲した能です。
元々の作者は、左阿弥という能作者です。左阿弥は、「殺生石」や「望月」の作者として知られます。
50周年、55周年に続いて、今回は3度目の上演です。
この能は、小山市を舞台に起こった「小山義政の乱」を題材に採った能ということで、小山市の周年事業としてすっかり定着したようです。
毎回、事実上に主役といえる子方・小山安犬丸は、小山市の小学生が演じます。
今回は、安犬丸の従者も地元の小学生が演じていました。
2人ともとても元気よく、立派に勤めていました。
私は、安犬丸を襲うがあっさりやられる武士の役です。
子方にバッサリ、豪快に斬られてしまいました。
なかなか面白い能です。
次の上演は、市制65周年の時でしょうかねえ。
ところで、帰りに休憩のために東北自動車道の羽生PAに寄ったら、なんと江戸の町並みが・・・
これは、「鬼平江戸処」という趣向のPAです。
ひと月ほど前にオープンしたばかりのようです。
ついにPAも、テーマパーク化しました。
土曜日の夕方ということもあって、すごい人だかりです。
PAの中も、ご覧の混雑ぶり。
トイレに行ってコーヒーを買いたかっただけなのに、長時間並ばなければなりませんでした。
急いでいるときは困りますが、なかなか良い風情で、ドライブの良い息抜きになります。
これは、羽田空港の国際線のターミナルですが、このセンスのなさよりは、ずっと楽しめました。
小山市制60周年を記念したイベントでした。
演じられたのは、小山市のご当地能である、新作能「小山安犬」
市制50周年を記念して、中森貫太師中心となって複曲した能です。
元々の作者は、左阿弥という能作者です。左阿弥は、「殺生石」や「望月」の作者として知られます。
50周年、55周年に続いて、今回は3度目の上演です。
この能は、小山市を舞台に起こった「小山義政の乱」を題材に採った能ということで、小山市の周年事業としてすっかり定着したようです。
毎回、事実上に主役といえる子方・小山安犬丸は、小山市の小学生が演じます。
今回は、安犬丸の従者も地元の小学生が演じていました。
2人ともとても元気よく、立派に勤めていました。
私は、安犬丸を襲うがあっさりやられる武士の役です。
子方にバッサリ、豪快に斬られてしまいました。
なかなか面白い能です。
次の上演は、市制65周年の時でしょうかねえ。
ところで、帰りに休憩のために東北自動車道の羽生PAに寄ったら、なんと江戸の町並みが・・・
これは、「鬼平江戸処」という趣向のPAです。
ひと月ほど前にオープンしたばかりのようです。
ついにPAも、テーマパーク化しました。
土曜日の夕方ということもあって、すごい人だかりです。
PAの中も、ご覧の混雑ぶり。
トイレに行ってコーヒーを買いたかっただけなのに、長時間並ばなければなりませんでした。
急いでいるときは困りますが、なかなか良い風情で、ドライブの良い息抜きになります。
これは、羽田空港の国際線のターミナルですが、このセンスのなさよりは、ずっと楽しめました。
kuwata_takashi at 22:59│Comments(3)│
この記事へのコメント
1. Posted by 長さん 2014年04月01日 13:36
小山義政の乱は、西暦1382年に、小山義政の死で第3次が収束しました。
新作能「小山安犬」は、西暦1397年頃の奥州田村氏の乱に平行して起こされた可能性のある、「(最末期)小山若犬丸の乱」が題材です。なお小山若犬丸は、小山義政の嫡子とされ、小山義政の乱と小山若犬丸の乱とは、反乱の動機が継続しており、合わせて、小山氏の乱とも言われています。ここで「可能性」と言われるのは、南朝残党の田村氏の乱ほどに、小山若犬丸方についた手勢が、実際には多かったのかどうか、記録からは謎の為。
更に、その能の舞台は、現存する記録による限り、栃木県小山市よりも、福島県会津若松市の方が、有力視されています。なお小山若犬丸は、この能での主役、小山安犬丸の父親。記録に間違いが無ければ、親子で福島県会津若松市付近に、1397年ころに反乱を起こして失敗し、潜伏していたと見られます。また記録では、安犬丸ではなくて、宮犬丸、久犬丸という名で、小山安犬丸に対応する、小山若犬丸の子どもが、少なくとも二人はいたという話になっています。
>この能は、小山市を舞台に起こった「小山義政の乱」を題材に採った能ということで
新作能「小山安犬」は、西暦1397年頃の奥州田村氏の乱に平行して起こされた可能性のある、「(最末期)小山若犬丸の乱」が題材です。なお小山若犬丸は、小山義政の嫡子とされ、小山義政の乱と小山若犬丸の乱とは、反乱の動機が継続しており、合わせて、小山氏の乱とも言われています。ここで「可能性」と言われるのは、南朝残党の田村氏の乱ほどに、小山若犬丸方についた手勢が、実際には多かったのかどうか、記録からは謎の為。
更に、その能の舞台は、現存する記録による限り、栃木県小山市よりも、福島県会津若松市の方が、有力視されています。なお小山若犬丸は、この能での主役、小山安犬丸の父親。記録に間違いが無ければ、親子で福島県会津若松市付近に、1397年ころに反乱を起こして失敗し、潜伏していたと見られます。また記録では、安犬丸ではなくて、宮犬丸、久犬丸という名で、小山安犬丸に対応する、小山若犬丸の子どもが、少なくとも二人はいたという話になっています。
>この能は、小山市を舞台に起こった「小山義政の乱」を題材に採った能ということで
2. Posted by クワタ 2014年04月14日 21:32
長さん 様
詳しくご教授下さいまして有難うございます。勉強になりました。
こういう、ご当地の能が日本各地にあるのですから、日本って素晴らしい文化国家だと思います。
詳しくご教授下さいまして有難うございます。勉強になりました。
こういう、ご当地の能が日本各地にあるのですから、日本って素晴らしい文化国家だと思います。
3. Posted by LucyGallardo 2018年11月21日 19:22
しかし、服薬開始から約2ヶ月後、場所や人物の失見当識がみられ、「蛇がいる」と訴える。すべての問いに全く応答がなく、キョロキョロする。翌日にパキシル錠中止。以後、症状はなくなった。 <a href=https://jamedbook.com/2325-2/>https://jamedbook.com/2325-2/</a> 1回の減量で減らせる量については、抗うつ薬の半減期(薬の血中濃度が半分になるまでの時間)が影響するかもしれません。 半減期が比較的短い抗うつ薬(パキシルやイフェクサー)を減らすときは、特にゆっくり少しずつ減量します。