子供神輿連合渡御殺生石 申合

2013年08月14日

能奉納「高砂」 御礼

毎年、江戸三大祭り、深川八幡祭りでさせて頂いております「能奉納」も、気が付くと今年で5回目です。

今年は、5回目を記念して祝言第一級の「高砂」を演じました。

「芸能の原点は祭りにあり」
日本民俗学の巨人・柳田國男のこの言葉を元に、社中の会は「茉莉会」、主催公演は「能まつり」と名乗っている私にとって、深川八幡祭り 能奉納は特別なものです。

今年も、いつものように冒頭に私の社中の仕舞と連吟をいたしました。
深川八幡祭りは、地域に開かれた祭りです。

玄人の演能以外に、こうした一般の愛好者が舞台に上がることは、まさにお祭りならではのことです。

今年は、長男に続いて次男も仕舞をさせました。
次男は能奉納デビューでした。

この日は、午後4時半開演。
35度を記録した日中の暑さがまだまだ残ります。

仕舞をやっている頃は、西日を正面に受けて汗ダクダクでした。

ところが、5時くらいになって日が陰ってからは、グッと涼しくなりました。
(といっても暑かったですけど)

社中の方々の発表も滞りなく終わって、ホッとしたところで、いよいよ「高砂」です。

この能は、何度かさせて頂いているので、思いきって出来ました。
とにかく祝言の気持ちをもって爽やかにいたしました。

今年も、多くのお客様にお越しいただきました。
回を重ねるにつれ、徐々に深川の街に浸透してきたように思います。

いづれは深川名物となるよう、頑張って育ててゆきたいと思います。



kuwata_takashi at 08:46│Comments(0)TrackBack(0)

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