深川八幡祭り 能奉納能奉納「高砂」 御礼

2013年08月11日

子供神輿連合渡御

今日から深川は祭りウィーク。

子供神輿連合渡御を皮切りに、「深川八幡祭り」の開始です。



この日の主役は、時代を担う子供たち。

深川各町から集まってきた50基ほどの子供神輿が、天下の永代通りを封鎖して連合渡御を行います。



PICT2378



だいたい1基あたり
100人から300人位の子供がいます。

たぶん、1万人を超す祭り装束に身を包んだ子供たちで、永代通りは覆い尽くされました。


だいたい、子供神輿は大人の本神輿のついでの扱いを受けることが多いのですが、ここ深川では違います。


子供たちが堂々と神輿を担いで、永代通りをかっ歩します。

富岡八幡宮の前では、江東区長と富岡八幡宮宮司を前に、子供だけによる「モミ技」や「サシ技」も披露。


早くも、粋な深川神輿を見せてくれます。



深川八幡祭りは、「本祭り」→「本社祭り」→「子供祭り」の順で廻っていきます。

ただ、東日本大震災の影響で、一昨年の「本祭り」が去年に延期になりました。

来年は、本来の「本祭り」の年です。



ですから、「本社祭り」か「子供祭り」のどちらかを飛ばさなければなりません。


神社としては、富岡八幡宮の名物の本社神輿が渡御される「本社祭り」をやりたかったに違いありません。

何といっても、富岡の本社神輿は日本一の大きさを誇る神社の名物です。

これが渡御される「本社祭り」は凄い迫力です。



でも、神輿総代会は「子供祭り」を選びました。

なんと、「本社祭り」を飛ばしてしまったのです。


次代の深川八幡祭りを担う子供たちを、何よりも優先したのです。


大人にとっての
3年はあっという間だけど、子供にとって3年は長大なものです。

3年後には子供ではなくなってしまう子供もたくさんいます。


大人の楽しみより、子供の経験を優先させる深川の街が私は大好きです。

こうして、深川の「祭りDNA」は受け継がれてゆくのでしょう。



PICT2377

後方にある普通の子供神輿より、子供たちには、東京五輪招致成功を祈った「ドラえもん神輿」の方が大人気でした。


3
年前は、神輿の後ろを、水をかけられて泣きながら歩いていた私の長男と次男。

深川では、子供神輿にも容赦なく水をかけます。


今年は、威勢よく神輿を担いでいます。



早朝から付き添って、子供達の成長を見送ると、後ろ髪引かれながら、矢来能楽堂に向かいました。



今日は九皐会定例会です。

さあ、気持ちを切り替えて頑張るぞ。



kuwata_takashi at 08:22│Comments(0)TrackBack(0)

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