札幌新作公演「沙院」見たことあると思ったら

2012年11月18日

あっちこっち、色々やってます

今月の忙しさは、群を抜いています。

稽古能や学生能を合わせると、今月は21公演もあります。

 

今週だけ見ても、水曜日は朝若竹会の稽古能、私は「紅葉狩」の地頭です。よく出る曲ですが、地頭となると緊張します。

昼から、鎌倉の名勝・建長寺にて能「鉢木」です。

北条時頼が創建したと伝えられる建長寺で、北条時頼をワキとする、鎌倉のご当地曲の「鉢木」の上演。

なかなか良い風情でした。お弁当は鎌倉の名店「鉢の木」の幕の内弁当でした。

 

金曜日は、午前は鎌倉県民能「猩々」。午後は県民能「天鼓」。夜はのうのう能「紅葉狩」

なんと3公演です。

 

土曜日は、同門の小島英明師の主催の会の碧風会。私は「熊野」のツレをさせて頂きました。

折からのハードスケジュールで、膝を痛め、ツレで座っているのが少々辛かったです。

周りの同門の人たちも、風邪引きや、腰や膝を痛めているものが続出です。

 

今日の日曜日は、新潟にて能公演。昼公演が「鷺」で、夜公演が「羽衣」

新潟には、「りゅーとぴあ」という、地方の公共の施設としては破格に立派な能楽堂があります。

そこの定期公演でした。

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地方では珍しい「鷺」の上演です。

九皐会最長老の遠藤六郎師、85歳の華麗な鷺の舞でした。

新潟でずっと活動していらっしゃる遠藤師だけあって、公演は昼夜共にほぼ満員の盛況ぶりでした。

 

今週は、稽古能を含めて8公演。

9月から、休みなしでひっきりなしに舞台が続きます。

 

秋の能繁期も、もう少しで終わりです。

体調に気を付けて、頑張りたいと思います。



kuwata_takashi at 22:38│Comments(0)TrackBack(0)

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