鎌謡会 祝50回富士山本宮 浅間大社 能奉納

2012年03月27日

若竹会「融」

若手の稽古能・若竹会で「融」をさせて頂きました。

去年、富岡八幡宮の能奉納で後場だけ演じさせていただきました。
そうすると、何だか消化不良なのです。

やはり能は、前後通して演じてやっと落ち着きます。
自分で希望して、「融」させていただきました。

因みに去年も、一昨年奉納で後場だけ演じた「天鼓」を、若竹会で前後通してさせていただきました。
なんだかパターンになっていますね。


だいたい能は、後場より前場が難しいものです。
「融」の後は、舞囃子でも良く出ます。

とても良い舞です。
難しいのですが、基本的な舞の技術で対応出来ます。

前場はそうはいきません。
あまり動きは無いのですが、世界観の構築が一筋縄ではいきません。

とくに「融」は謡が質量とものボリューム満点。
謡に課題のある私には、やりがいのある曲です。

でも、今回は・・・

とても反省の残るものでした。
散々の出来でした。

ちょっとショックでしばらく立ち直れないかなあ。。。。


kuwata_takashi at 23:21│Comments(0)TrackBack(0)

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