2012年02月26日
神遊 15周年記念公演
今日は、「神遊15周年記念公演」
私は、「木曾」の立衆を勤めた後、「船弁慶 重キ前後野替」の地謡。盛りだくさんの一日でした。
一噌隆之師・柿原弘和師・観世新九郎師・観世元伯師・観世喜正師の5人が結成する神遊も、15周年を迎えました。
この15年で、50回近くの公演を重ねてきたスーパーグループです。
今日もめでたく超満員。
「木曾」は、三読物の一つの重い習いの曲。立衆は40分ほど舞台上で座り続けなければならないツライ役です。
その後が、「船弁慶 重キ前後之替」
今回は、特に「船中之語」と「舟唄」の小書つき。
「船中之語」はワキ方の重い習いの語りで、「舟唄」は狂言方の重い習い。
「重キ前後之替」は、シテ方の重い習いですので、今回の「船弁慶」はスペシャルな能でした。
それぞれを、宝生閑師、野村萬斎師、観世喜正師が大熱演でした。
地頭は、観世銕之丞師です。地謡を謡わせて頂いて、たいへん勉強になりました。
「船弁慶」は、6月24日の「桑田貴志 能まつり」で私も勤めさせて頂きます。
今回、素晴らしい「船弁慶」に接して、気持ちが奮い立ちました。
kuwata_takashi at 23:00│Comments(0)│TrackBack(0)│