こいつは春から・・・夜討曾我 十番斬

2012年01月14日

「深川能舞台 謡初め」の式

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今日は、「深川能舞台 謡初め」を行いました。

深川に引っ越して最初の正月に続いて、2度目の開催です。

前回の模様は、下記をクリックして下さい。
http://shitashimu.dreamlog.jp/archives/51395673.html


きっかけは、11月の町会バーベキュー大会の時でした。
(深川の町会は、とにかくイベントが多く、もちつきやらバーベキューやらしょっちゅうやっています。)

その時、町会の副会長とお祭りの神輿総代から、

「能がどんなものか、是非見てみたい。でも全くの初心者だから、分かりやすくお話してほしいなあ」
「あなたの家にある、深川能舞台というものも、どんなものか見てみたいなあ」

バーベキューで肉をつつきながらそんな話になり、

「よし、それでは我が家で町会の人を集めて能の紹介講座をしましょう」

と話が盛り上がったのです。
下町のイベントは、大半がこんな酒飲み話から発展することが多いようです。

その時点で、年内はスケジュールが一杯だったので、新年に「謡初め」として行うことにしました。

深川では、年末年始はイベント盛沢山です。

12月の1週目から毎週どこかの町会で「もちつき大会」が行われます。
深川の人間は、毎週末つきたての餅を頬張りながら、朝っぱらから酒をかっくらっています。

年末には恒例の、夜警(「火の用心」と叫びながら、町内を回るアレです)があります。
夜、詰め所に集まって子供が1回、大人が2回町内を巡回します。
その合間には、詰め所で大宴会。

感覚的には、飲んでる合間に、ちょっと町内を「火の用心」と騒ぎながら散歩している感じです。

年が明けると、町内各地で地元のお囃子グループ、六和囃子響美会や、砂村囃子などの獅子舞が行われます。
「清澄庭園」「江戸資料館」はたまた、町会長の家の前とか・・・

路上には「深川七福神」の参拝客があふれ、とても華やいだ雰囲気になります。

そして、今年は6日には町会の新年会。8日にはお祭りのグループ「睦会」の新年会と、宴会がたて続きます。

そんな風に自然と人が集まってくるところで、何となく「深川能舞台 謡初め」を吹聴しました。

口コミの街。深川では、それだけで人が集まります。


そんなこんなで、賑やかに行うことが出来ました。
何と、地元選出の国会議員の先生までお運びくださいました。

最初にざっと能の話をして、あとはおめでたい謡と舞を披露しました。
一番、拍手喝さいだったのは、長男(5歳)の仕舞。

やっぱり子供と動物にはかなわないなあ。。。


それにしても、近所の人を集めて能を紹介出来るって、素晴らしいことだなあと思いました。

私たち家族は、深川に引っ越して来て、地域に育てられているなあと実感しています。

大好きな街・深川。
その街に、ちょっとだけ地域貢献させて頂けたかなと、少々気分が良いです。


kuwata_takashi at 23:22│Comments(0)TrackBack(0)

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