白石 碧水園後見で貢献

2010年06月21日

仕舞

仕舞とは、能面や能装束を着けずに、紋付き袴で能の舞いどころを舞うものです。

まさに能役者の芸をお客様に見てもらうという意味で、とても厳しいものです。

ですから、玄人会で仕舞を舞う人は、だいたい一座の代表的な役者に限られます。

そんな訳で、私は有料の能の会で、仕舞を舞う機会は年に1~2度といったところです。

ところが、先週の日曜日には九皐会で「賀茂」。先の土曜日には緑泉会で「邯鄲」と、二週連続で仕舞を舞わさせて頂きました。

こんなことは初めてです。
仕舞は、緊張します。ある意味、能より緊張します。

舞台に座った瞬間、お客様から一身に視線を浴び、ドキドキします。
能のときは、能面に隠れてお客様の顔はほとんど見えませんですから。

二週連続の仕舞。まあ、気持ち良く舞えました。


kuwata_takashi at 23:57│Comments(0)TrackBack(0)

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