「大般若」飛天ドキドキの、初子方

2009年12月12日

盡きせぬ宿こそめでたけれ

今日は、緑泉会の納会。
番組は、「和布刈」と「熊野」
「和布刈」は能の地謡を謡うのは初めて(ツレはありますが)なので、しっかり覚えました。

今年もあと少しです。
一年納めの会の附祝言は、「猩々」が定番です。
いよいよ「猩々」の最後「盡きせぬ宿こそめでたけれ」
を謡う季節となりました。


明日は、九皐会の納会。
番組は、「富士太鼓」と「鞍馬天狗」

一年締めくくりの会のトメの番組は、観世喜之師の「鞍馬天狗」です。

その「鞍馬天狗」に、私の長男・潤之介(三歳半)が花見の稚児として出演する予定です。

この日記を長く読んでくださっている方は、産まれた時の親バカな記事も覚えていらっしゃるかも知れません。

その子が、いよいよ子方としてデビュー致します。

数々の先輩から、
「自分の子が子方で出るようになると、大変だゾー」

と脅されています。

「鞍馬天狗」の花見くらいだったら・・・
なんてたかをくくっていましたが、しっかりと大変な目にあっています。

明日は、どうなることやら・・・
自分のシテの時より緊張しています。


at 22:27│
「大般若」飛天ドキドキの、初子方