タウン誌「深川」ひと月前

2009年03月20日

野球 初体験

毎日、熱戦が続くWBC。野球の世界大会における、日本の快進撃は嬉しい限りです。

さて、今日はオフでした。午前中、家で新聞を読んでいると、今朝は運命の韓国戦があることに気が付きました。
「うっっっ! 見たい」

しかし、我が家のテレビは基本的には2歳と1歳の怪獣どもに占拠されています。
今朝も、喜んで「お母さんといっしょ」など見ています。

とても、テレビのチャンネルを変えられそうにない。
しかたないので、PCで野球を見ることにした。

大画面テレビで、歌のおにいさんとおねえさんが踊っている横で、細々と野球を見ていると、2歳の長男がやってきます。手には大好きなジャガイモのおもちゃを手にしています。

「おとうさん、なにみてんの」
「ん? これは『野球』って言うんだよ」

「ふーん」
長男は、じーっと野球を眺めています。彼は生まれて初めて「野球」というスポーツを見ています。

おもむろに、長男は
「やきゅう。。。ソレッ!」
と、持っているジャガイモを放り投げました。

そうです、明らかにピッチャーのマネをしています。

私はすかさず、そばにあったダイコンのおもちゃを手にして、バッターのマネです。
「カキーン!」

長男は大喜び。

そして、「やきゅう、だいすき」

と言います。

「じゃあ、今度公園で、お父さんと野球をしよう!」

「やったー!!!」

飛び跳ねて喜ぶ長男を見ながら、私もガッツポーズです。


この日本に、息子とキャッチボールをすることを夢見ないお父さんがいるだろうか?

こんな嬉しいことはありません。

長男が、初めて能のお稽古をした時も感動しました。
今日の感動はそれにも匹敵します。

さっそく、子供用のボールとバットを買いに行かなければ・・・


at 22:37│
タウン誌「深川」ひと月前