2008年11月30日
「猩々乱」 御礼
本日、鎌倉能舞台にて「猩々乱」を勤めました。
改装されて、橋掛も舞台も少し広くなった鎌倉能舞台で、気持ち良く舞うことが出来ました。
今日は、満員札止めだったようです。ご来場の皆様、どうも有難うございました。
鎌倉能舞台で、舞を舞うのは初めてです。
能面をかけて舞台に出てビックリ。
お客様のお顔が間近に迫っています。
鎌倉能舞台は、舞台と見所との距離が近い舞台です。いつも、地謡座から見ていたので、そんなに感じませんでしたが、能面の目の穴からは、どアップです。少し緊張しました。
裏を返せば、お客様はごく間近で能を見ることが出来る訳ですから、とても贅沢な能舞台です。
今日の笛は森田流でした。
私は、初演の時は一噌流でさせて頂きましたので、森田流の笛で舞うのは初めての経験です。
「猩々乱」の笛は、概して一噌流より森田流の方が複雑で入り組んでおります。
私の所属する九皐会の公演で、森田流の「乱」は久しぶりです。
どうしても慣れている一噌流を基準に考えてしまいます。
しかも6日前に一噌流の「乱」を見たばかりです。
紛れないように頭を整理するのは大変でした。
「乱」の初演(披き)は4年前でした。
その時に比べると、流石に余裕がありました。
ただ、つま先立ちで横に移動する流れ足などは、4年前の方が勢い良く出来たように思います。
経験を重ねると共に、失われるものも有るのですね。
舞台はまだ続きます。
来週が私の東京の社中の発表会で、再来週は九皐会にて「春日龍神」のシテ。
その次の週は、「九皐会100周年記念 五番能」があります。
年末まで、気の抜けない日々が続きます。
改装されて、橋掛も舞台も少し広くなった鎌倉能舞台で、気持ち良く舞うことが出来ました。
今日は、満員札止めだったようです。ご来場の皆様、どうも有難うございました。
鎌倉能舞台で、舞を舞うのは初めてです。
能面をかけて舞台に出てビックリ。
お客様のお顔が間近に迫っています。
鎌倉能舞台は、舞台と見所との距離が近い舞台です。いつも、地謡座から見ていたので、そんなに感じませんでしたが、能面の目の穴からは、どアップです。少し緊張しました。
裏を返せば、お客様はごく間近で能を見ることが出来る訳ですから、とても贅沢な能舞台です。
今日の笛は森田流でした。
私は、初演の時は一噌流でさせて頂きましたので、森田流の笛で舞うのは初めての経験です。
「猩々乱」の笛は、概して一噌流より森田流の方が複雑で入り組んでおります。
私の所属する九皐会の公演で、森田流の「乱」は久しぶりです。
どうしても慣れている一噌流を基準に考えてしまいます。
しかも6日前に一噌流の「乱」を見たばかりです。
紛れないように頭を整理するのは大変でした。
「乱」の初演(披き)は4年前でした。
その時に比べると、流石に余裕がありました。
ただ、つま先立ちで横に移動する流れ足などは、4年前の方が勢い良く出来たように思います。
経験を重ねると共に、失われるものも有るのですね。
舞台はまだ続きます。
来週が私の東京の社中の発表会で、再来週は九皐会にて「春日龍神」のシテ。
その次の週は、「九皐会100周年記念 五番能」があります。
年末まで、気の抜けない日々が続きます。
at 18:07│