11月九皐会 定例会町田市立博物館シンポジウム

2007年11月13日

大倉集古館所蔵 能面・能装束展

今日は、町田の稽古日。
朝の若竹会の稽古の後、急いで町田市立博物館に行きました。

町田市立博物館の企画展「大倉集古館所蔵 能面・能装束展」を見るためです。
この博物館の館長は、能面研究家としても著名な方ですので、今回の企画には随分力を入れているようです。


展示品は、どれも素晴らしかったです。
江戸中期の能面・能装束が多かったのですが、その豪華さ・繊細さには驚きます。

昔の装束の図案って、今よりずっと大胆ですね。
舞台衣装と割り切っているから、日常ではありえない色使いやデザインをほどこしたのでしょう。

大倉集古館所蔵ということは、ホテルオークラ創始者大倉喜七郎氏の父で、明治の実業家大倉喜八郎氏が集めたものでしょう。

それにしても、三井記念美術館の三井さん、五島美術館を持つ東急グループの五島さん、林原美術館の林原さんや大原美術館の大原さん。

昔の成功した実業家って、みんな芸術品・美術品の収集に熱心ですね。
自分の築いた財で、芸術家達を応援するという気風が、日本には確かに存在していました。

今のIT社長たちにも見習って欲しいと思います。


さて、今日博物館に着くと、学芸員のSさんが寄ってきました。
今回の展示や、一連の関連企画は、ほとんどSさんの頑張りによって実現したものです。

とても謙虚で誠実に接して下さいます。

今日も、私に付きっきりで解説して下さいました。
時々、感想を求められたので、思ったことを述べましたところ

「たいへん勉強になります」

なんて明るく言われます。
いや、勉強になっているのは私のほうですよ・・・


先週の子供対象の「装束をつけてみよう」は大好評だったようです。

今週はいよいよ、町田市所縁の謡曲「横山」についてのシンポジウムがあります。

上手く出来るといいのですが・・・


町田市立博物館の「大倉集古館展」は、12月16日までやっております。
前期(10月30日~11月25日)と後期(11月27日~12月16日)では、展示内容がほとんど入れ替わりますので、2度楽しめます。

詳しくは、下記HPを参照下さい。

http://www.city.machida.tokyo.jp/event/shisetsubetsu/museum/ookura_nou/index.html


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