追悼能ざかり

2006年10月08日

佛原

九皐会の申合の後は、だいたい稽古能があります。

今月の稽古能は、「佛原」
来月の九皐会に向けて、来月と同じメンバーで下申合として行われました。

ところが、地謡に急遽欠員が出来てしまいました。
直前になって代わりの地謡メンバーが探されました。

とは言うものの、「佛原」ほどなかなか出ない曲を、急に代われるものではありません。

ただラッキーなことに、私は先週の緑泉会でたまたま「佛原」を謡っていたので、まだバッチリ覚えています。
私は得意気に言いました。

「佛原でしたら、すぐ謡えますから、私が代わります」

二週連続で謡うと、なんとなく曲の全体像が見えてきます。

佛原がけっこう好きになりました。


at 10:49│

この記事へのコメント

1. Posted by 碧   2006年10月08日 21:22
「佛原でしたら、すぐ謡えますから、私が代わります」って
すっといえると、なんだかかっこいいですね。
今度、詞章を確認してみます。
2. Posted by クワタ   2006年10月11日 00:16
碧さま
一度覚えた物を、忘れなければイイナと思うのですが、残念ながらそうはいきません。
覚えては忘れ。忘れては覚える。
この繰り返しの日々です。
ただ、どんなに出の遠い曲でも、何時でも涼しい顔して謡える能楽師でありたいなと、思います。
追悼能ざかり