「清経」御礼インフルエンザ

2006年06月13日

町田ことぶき大学

「清経」は舞応えがありました。
終わった後も、何となく脱力感が体に残っております。

でも、脱力している場合ではありません。
能繁期の真っ盛り。連日忙しい日々が続きます。


今日から、「町田ことぶき大学」の今年度の「能楽コース」が始まりました。
去年から始まった「能楽コース」も、大好評のうちに二年目を迎えました。
今年は、定員30名に70人くらいの応募があったそうです。

第一回目のお稽古は、取り合えず小手調べ。
謡は簡単な小謡をやり、仕舞は主には「カマエ」と「ハコビ」(要は、立ち方と歩き方)をやりました。

ことぶき大学と言うくらいですので、高齢者が対象なのですが、そのパワーには毎度驚かされます。

いくつになっても好奇心と向上心を忘れてはいけないなあと、学ばされます。

今日、私が最初に仕舞と謡を模範としてやってみました。
すると、大拍手。大盛り上がりでした。
その盛り上がりを見て私は言います。
「拍手している場合ではないですよ。今から皆さんにもやってもらいます」

「えー!!!!」

「去年の受講生は、最後には見事に舞台で発表しましたよ」

「・・・・・・」


最終的には、去年のように舞台の上で、仕舞と謡の発表をいたします。
その発表会にむけて、一緒に頑張っていきたいと思います。

伊豆では、「こども能」の稽古が7月8日の本番に向けて、いよいよ佳境に差し掛かっていますが、平行して「ことぶき大学」も始まりました。

舞台の成功に向けて、お稽古を重ねてゆく過程って、私好きです。


at 23:26│

この記事へのコメント

1. Posted by 碧   2006年06月15日 23:30
「清経」お疲れ様でした。
目の前で仕舞をご覧になられた皆様が拍手したというのは
なんとなく判るような気がします。{笑い}
TTR、「ことぶき大学」、「こども能」といろんな世代や方々に
指導されているんですね。
発表会、うまくいきますように。
ところで、サッカーはいかがですか?
2. Posted by クワタ   2006年06月16日 00:48
碧さま
どうも有難うございます。人に教えることって、自分が教わることと同じだと思います。
自分も充分楽しんでいます。
ところで、実は私は大のサッカーファンなのです。
だいぶん年季も入っておりまして、25年前に、小学校3年生で地元のサッカー少年団に入って以来のサッカー好きです。
ワールドカップも楽しんで見ています。
でも、何より嬉しかったのは、私が敬愛するサッカーチームの、FCバルセロナが、今年スペインリーグとヨーロッパ・チャンピオンズリーグの二冠を達成したことです。
サッカーについて語りだしたら長いので、あえてこの日記では一切触れていません。
まあ、この辺にしておきましょう。
「清経」御礼インフルエンザ