2006年01月17日
シンガポール第一便 5
授業の話をしてないですね。
私の役目は、アジア各国から集められた役者さんに、能の技術を教えることです。
面白い学校でして、学生達は、アジア人によるアジアならではの演劇を作ることを目指して、アジアの伝統演劇を勉強しています。
能の他に、中国の京劇・インドのクーティヤッタム・インドネシアの宮廷舞踊を勉強しています。
やりがいのある仕事です。
なんといっても、学生達は皆プロの役者か、もしくは役者の卵です。とても取り得が良く、すぐに覚えてしまいます。
仕舞は、一緒に何度かやるとだいたい覚えます。
ただ、謡はやはりなかなか覚えられないようですね。まあ、無理も無いでしょう。私も、インドの言葉の歌を覚えろと言われたって、なかなか覚えられないでしょう。
でも、今やっている「屋島」は、シテ謡を謡いながら動く型がたくさんあるので、シテ謡は覚えなきゃ始まらない。
あまりにも覚えないので、先週の土曜日に、少しキツク言ってみました。
「シテ謡のことを、Shite Song と訳しているけど、これは歌じゃない。シテのセリフです。
あなた達が、何か演劇で役を演じる時、セリフを覚えなければ、演技出来ないでしょう。
だから、シテ謡は絶対に覚えなければならない。」
するとどうでしょう。月曜日には、ほぼ完璧に覚えてきました。
インド人やメキシコ人やマレーシア人が
「kyo o no syu ra no ka ta ki ha ta so」(今日の修羅の 敵は誰そ)
なんて謡ってる姿は、壮観ですよ。
私の役目は、アジア各国から集められた役者さんに、能の技術を教えることです。
面白い学校でして、学生達は、アジア人によるアジアならではの演劇を作ることを目指して、アジアの伝統演劇を勉強しています。
能の他に、中国の京劇・インドのクーティヤッタム・インドネシアの宮廷舞踊を勉強しています。
やりがいのある仕事です。
なんといっても、学生達は皆プロの役者か、もしくは役者の卵です。とても取り得が良く、すぐに覚えてしまいます。
仕舞は、一緒に何度かやるとだいたい覚えます。
ただ、謡はやはりなかなか覚えられないようですね。まあ、無理も無いでしょう。私も、インドの言葉の歌を覚えろと言われたって、なかなか覚えられないでしょう。
でも、今やっている「屋島」は、シテ謡を謡いながら動く型がたくさんあるので、シテ謡は覚えなきゃ始まらない。
あまりにも覚えないので、先週の土曜日に、少しキツク言ってみました。
「シテ謡のことを、Shite Song と訳しているけど、これは歌じゃない。シテのセリフです。
あなた達が、何か演劇で役を演じる時、セリフを覚えなければ、演技出来ないでしょう。
だから、シテ謡は絶対に覚えなければならない。」
するとどうでしょう。月曜日には、ほぼ完璧に覚えてきました。
インド人やメキシコ人やマレーシア人が
「kyo o no syu ra no ka ta ki ha ta so」(今日の修羅の 敵は誰そ)
なんて謡ってる姿は、壮観ですよ。
at 14:04│