大好評 御用邸能楽サロン水に浮かぶ能舞台

2005年09月30日

能から長唄へ

今日は、長唄協会主催の、「能から長唄へ」という催しの手伝い。

能の「石橋」と長唄の「連獅子」、また能と長唄の「船弁慶」の聞き比べでした。

舞台上で聞き比べると、当たり前ですが良く似ています。
そうはいっても、私たちはさすがに違いは一目瞭然に判ります。
「あ、ここの寸法が違う」 「ここは長唄の方が長いなあ」

ただ、一般のお客さんはどこまで判ったんでしょう。
「なんだ、同じもの2回やりやがって」
なんて思った人もいたかもしれません。

まあ、能と長唄の区別がつかない人もたくさんいるご時世。しょうがないですね。

ところで私は、職業柄よく着物で出歩きますが、よく落語家に間違えられる。
能と落語の区別はさすがにつくとは思いますが、能楽師と落語家の区別はあまりつかないようです。



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