忙しや明治大学 能公演

2005年09月26日

飛んで跳ねて

九皐会の別会が終わりました。

「卒都婆小町」と「正尊」という大曲2番。
私は、「正尊」の立衆、つまり切られ役です。

この立衆は、切られる時が最大の見せ場なのです。
普通に座るだけから、飛び安座。前方宙返りや仏倒れ(体を真直ぐに保ったまま後ろへ倒れこむ)などといった大技まで出てきます。

私は今回は、前方宙返りにて華々しく死にました。
おかげで背中から腰にかけて痛いです。

23日は緑泉会にて「張良」の龍神を勤めました。
これも、飛んだり跳ねたりと動き回る役です。

最近、体が重くなってきて、動きがニブイような気がします。
少し動くと、ハアハアゼイゼイ。
体を鍛えねば。


at 01:22│

この記事へのコメント

1. Posted by peacemam   2005年09月29日 21:08
前方宙返り、お見事でした!小柄な方がやるものだと思っていましたのでちょっとびっくりしました。それも狭い橋掛かりで。。。運動神経がいいのですね。でもどうかお怪我をなさいませんように。
2. Posted by 管理人   2005年10月01日 03:20
どうも有難うございます。
今では見る影もありませんが、私は昔は結構運動が出来ました。
小学校ではサッカー部。中学・高校ではバスケット部に所属していました。
バスケやってただけあって、昔からジャンプには自信があります。したがって、斬られる時は、だいたい前方宙返りをやることになります。
ただ、一番危険に見える宙返りですが、実は上手くやれば一番痛くないんです。飛び安座は、どうやっても膝や足首が痛いですし、仏倒れは受身が取れないから、上手く倒れても背中を強打します。
前方宙返りは、丸まって着地するので受身が取りやすいのです。
一番派手だけど、一番痛くない。イイ死に方です。
ただ、失敗した時に一番危険なのも前方宙返りです。私は、前方宙返りを失敗して首の骨を折った人を2人しっています。
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