さあ、大変だシーエンから

2005年08月27日

ストックホルムから

今日は、スウェーデンはストックホルムからお送りします。

昨日、今日とストックホルムにて「ふたりのノーラ」の公演してきました。
この能の原作は、ノルウェーの誇る演劇人・イプセンの「人形の家」です。

北欧においてイプセンは大変な存在でして、特に代表作の「人形の家」は、知らない人はまずいないという話のようです。
その「人形の家」を、能にして日本語で本場で演じるのですから、プレッシャーがかかります。
お客さんがどう感じるのか、とても気になります。

そうですねえ例えるなら、イタリア人がイタリア語で、「忠臣蔵」のオペラを日本で演じるようなものですかねえ。

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昨日は新聞の文化欄にデカデカと(ほぼ一面使って丸々と)のり、またテレビでも特集が組まれていたようでして、地元の注目度はかなりのものです。もっとも、スウェーデン語の新聞は、何が書いてあるのかサッパリわかりませんが。

話題となっているようでして、今日も終わったあと、シテの津村氏は地元メディアにインタビューされていました。

今日でスウェーデン公演は終了。
明日は、いよいよイプセンの本国ノルウェーに向かいます。
しかも、最初はよりによってイプセンの生まれた町のシーエンにての公演です。劇場の名前は、その名もイプセン劇場。

正真正銘のホームタウンでの公演。気合が入ります。



at 07:04│
さあ、大変だシーエンから