ハードスケジュール愛・地球博

2005年04月16日

明治大学マンドリン倶楽部

今日は、伊豆の国市で狩野川薪能に出演する子供たちの稽古。
いつものように、子供たちに若さを吸い取られて疲労困憊。

その後沼津に行き、明治大学マンドリン倶楽部のコンサートを聞きに行く。主催は明大校友会沼津支部。実は、私は明大校友会沼津支部の会員なのです。

明治大学といえば、野球部やラグビー部が有名ですが、マンドリン倶楽部も忘れてはいけません。(ついでに、能楽研究部も忘れては行けません)
創設者は昭和の歌謡王・古賀政男先生です。そうです、王貞治に続いて、国民栄誉賞の第2号となった、あの古賀政男です。
古賀政男は死ぬまで明大マンドリン倶楽部で指揮をとり続け、生涯に渡って明大を愛しました。マンドリン倶楽部には、今でも古賀先生の残した熱意が伝わっていると言う話です。

活動も本格的で、年70回ものコンサートをおこなっているそうです。(ちなみに、私が指導している明治大学能楽研究会の舞台は、年5回ほど。それでも稽古はたいへん)
ステージも、とにかくエンターテイメントに溢れていて、面白い。今だにキッチリ学生服に身を包み、硬派な曲から歌謡曲、サンバにマンボと盛り沢山。合間合間に見せるトークやパフォーマンスがまた面白い。たかが学生の発表会などとあなどれない。プロ顔負けどころか、オモシロさでは完全に凌駕しているかも。
何せ、先週の能に親しむ会の「船弁慶」で満員になって喜んでいた沼津文化センター小ホール(526席)の隣の1500人収容の大ホールが超満員。

我が明治大学能楽研究部も、同じ大学のクラブではないか、頑張らなければ。
そんなこと、少し思いました。


at 23:48│

この記事へのコメント

1. Posted by 風だより   2005年05月24日 08:59
明治のOBですか。私も明大です。
最近、我が明大が生んだ偉大な作曲家
古賀政男の本を読みました。『評伝古賀政男』
副題が青春よ永遠に。今までに知られていなかった
音楽史が盛り込まれています。古賀政男は最初は
マンドリン・ギターの演奏家を目指していたとか、
演歌の巨匠は後年の姿とか、面白く読めました。
また、クラシックの正統派藤山一郎の偉大さ、美空ひばり
の活躍などとにかく面白かったです。
著者の菊池清麿。明大マンドリン倶楽部OB。なぜ、副題が
青春よ永遠になのかよくわかります。
2. Posted by 管理人   2005年05月30日 01:46
古賀先生は、マンドリン倶楽部に限らず明治大学のカリスマですよね。
明治大学といえば、他にもカリスマ指導者がたくさんいます。
野球部の島岡監督とか、ラグビー部の北島忠治監督。我が能楽研究部で言えば、創部50有余年の歴史のうち、40年以上も熱心に指導してくださった藤村 健先生。
明治大学と言えば、今年の10月16日のホームカミングデーにて、能「善界」を舞います。詳細は後ほど。
3. Posted by おお明治   2006年01月23日 08:28
ホームカミングデー。能の芸術すばらしかった。「善界」の舞
を堪能。古賀メロディーは昔、聴いた。ゲスト、藤山一郎
。確か、土浦だ。声の豊かさ、綺麗な声、美しい響き、確かな歌唱、そしてマンドリンのねいろ。『評伝古賀政男』の著者もオーケストラのメンバーにいた。ちなみに彼とは同期。最近、ラグビー部の低迷がさびしい。どうにかならないものか。
4. Posted by 管理人   2006年01月26日 11:50
おお明治さん
有難うございます。
明大ラグビー部の最近の低迷は寂しいばかりです。
私が学生の頃は、永友主将や元木主将が引っ張っていて、明大ラグビーの黄金期でした。
私はヒマがあればよく秩父宮へ応援に行ったものです。
在学中は明早戦も4連勝でした。それが今は6連敗・・・
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