2023年03月
2023年03月25日
深川能舞台 15周年
我が家の稽古舞台、深川能舞台は開場15周年を迎えました。
真新しい檜の能舞台でしたが、だいぶん落ち着いた色になってきました。
深川に自分の稽古と発信の拠点を構えて、なんやかんや15年が経ちました。
この街に育てられているなあと、日々実感しています。
15年たっても、私は全く変わりませんが、子供たちは大きく成長しました。
引っ越してきたときは、長男は1歳、次男は0歳でしたが、16歳と15歳になりました。
この春から、次男も高校入学です。
月日の移り変わりは早いものです。
「これからも、よろしくお願いします」
能舞台に感謝です。
kuwata_takashi at 21:30|Permalink│Comments(0)│
2023年03月16日
2023シンガポール第2便 9
昨日の発表会の後、皆で記念写真を撮りました。最初は晴れがましい顔で。
次は、「面白い顔で」とリクエスト
なかなかのヘン顔です。
一夜明け、今日は評価とミーティングの日です。
またこの日がやって来ました。
学生たちとお別れのをする日です。
学校なので、採点をしなければなりませんが、落第点を取る学生はいません。
素晴らしい成果が得られたITI能クラスの9週間でした。
私は学生たちにこのようなことを言いました。
私が、最初に来た2月13日を覚えているかい。
その日に自己紹介を兼ねて一人一人、仕舞を舞ってもらったね。これまで喜正先生が教えてきた4週間の成果を見たいと思ったんだ。1年生から始めたよね。その仕舞を見て、あまりに出来ないのでビックリした。その後、2年生3年生4年生と学年が上がるにつれ、上手になっていくので驚いた。
能は、1月に一斉スタートだったのに、こんなに差がつくものなんだね。それは、つまりこの学校のトレーニングが優れている証拠なのです。
やはり入学したての1年生(シンガポールは1月が新学期)は、訓練が圧倒的に不足しているし、12月に卒業した4年生は、さすがに様々な経験を積んでいるだけのことはある。
この学校で学んでいる、身体訓練や発声訓練などは、どんな劇をやるにも基礎となるのでしょう。この学校で学んでいる、能の他の3つの古典演劇(京劇・クーリヤッタム・ワーヤン・オン)も、基本的に根っこに流れるものは一緒のはずです。それらを総合的に訓練できる、この学校のカリキュラムのすばらしさを実感しました。
身体トレーニングの基礎をキチンと積んだ者は、どんなものを演じても、キッチリ出来ることをみんなは示してくれました。
あと、君たちは身体能力は抜群だから、能の舞の部分に関しては、出来ることは分かっていました。この学校で指導するようになって21年たちます。その経験から疑いもないことでした。
だから、今回はそれ以外のことをうるさく注意したね。
「ただ立つ」「ただ座る」「ただ歩く」
これがどんなに難しいか、分かってくれたと思います。
京劇などで、とてもアクロバティックな動きをしていると思う。だから能では、動かない演技をキチンと学んでもらおうと思いました。
そんなことをしみじみと語りました。
本当に、素晴らしい学校と学生たちです。
能の立ち役が出来ることは当然として、地謡の謡いっぷりも堂々としたものでした。
短縮版とはいえ、1曲30分以上かかる能の間、学生たちは身じろぎもせずに正座して謡っています。
30分動かずに正座が出来る日本人が、どれほどいるでしょうか。
「もし、全く知らない人が昨日の能を観たら、日本語がわからない外国人が演じている能だなんて、誰も思わないでしょう」
最大の賛辞を学生たちに送りました。
ミーティングが終わると、恒例の大宴会。
楽しい時間は、やがて終わります。
でも、この9週間の能クラスで得たものは永遠に残ります。
それは教わった学生はもちろん、教えた私にとっても大きなものでした。
宴会の時、ある学生がこんなことを言いました。
「能のクラスが終わって直ぐに、もっともっと能が学びたいと思った。こんなことは初めてです」
とても嬉しいことを言ってくれます。
「私も、君たちにもっともっと教えたいよ」
何人の学生が、日本に行って能を稽古したいと言ってくれます。
私は、いつでもおいでと言いました。
「君たちだったら、いつでも教えるよ。お金なんていらない」
「条件はひとつ。君たちの稽古は疲れるから、稽古の後マッサージしてね」
そう言うと、さっそく肩をもんでくれました。
色んな事がありました。
コロナ禍で2年延期になった能クラス。3年生と4年生は、ずっと楽しみにしていたそうです。
大いなる成果を得て、無事に修了することが出来て、本当に良かったです。
締めの写真は、能「紅葉狩」で出番を待つ鬼女たちです。
9週間の能クラス、お疲れさまでした。
再会の日を楽しみにしています。
次は、「面白い顔で」とリクエスト
なかなかのヘン顔です。
一夜明け、今日は評価とミーティングの日です。
またこの日がやって来ました。
学生たちとお別れのをする日です。
学校なので、採点をしなければなりませんが、落第点を取る学生はいません。
素晴らしい成果が得られたITI能クラスの9週間でした。
私は学生たちにこのようなことを言いました。
私が、最初に来た2月13日を覚えているかい。
その日に自己紹介を兼ねて一人一人、仕舞を舞ってもらったね。これまで喜正先生が教えてきた4週間の成果を見たいと思ったんだ。1年生から始めたよね。その仕舞を見て、あまりに出来ないのでビックリした。その後、2年生3年生4年生と学年が上がるにつれ、上手になっていくので驚いた。
能は、1月に一斉スタートだったのに、こんなに差がつくものなんだね。それは、つまりこの学校のトレーニングが優れている証拠なのです。
やはり入学したての1年生(シンガポールは1月が新学期)は、訓練が圧倒的に不足しているし、12月に卒業した4年生は、さすがに様々な経験を積んでいるだけのことはある。
この学校で学んでいる、身体訓練や発声訓練などは、どんな劇をやるにも基礎となるのでしょう。この学校で学んでいる、能の他の3つの古典演劇(京劇・クーリヤッタム・ワーヤン・オン)も、基本的に根っこに流れるものは一緒のはずです。それらを総合的に訓練できる、この学校のカリキュラムのすばらしさを実感しました。
身体トレーニングの基礎をキチンと積んだ者は、どんなものを演じても、キッチリ出来ることをみんなは示してくれました。
あと、君たちは身体能力は抜群だから、能の舞の部分に関しては、出来ることは分かっていました。この学校で指導するようになって21年たちます。その経験から疑いもないことでした。
だから、今回はそれ以外のことをうるさく注意したね。
「ただ立つ」「ただ座る」「ただ歩く」
これがどんなに難しいか、分かってくれたと思います。
京劇などで、とてもアクロバティックな動きをしていると思う。だから能では、動かない演技をキチンと学んでもらおうと思いました。
そんなことをしみじみと語りました。
本当に、素晴らしい学校と学生たちです。
能の立ち役が出来ることは当然として、地謡の謡いっぷりも堂々としたものでした。
短縮版とはいえ、1曲30分以上かかる能の間、学生たちは身じろぎもせずに正座して謡っています。
30分動かずに正座が出来る日本人が、どれほどいるでしょうか。
「もし、全く知らない人が昨日の能を観たら、日本語がわからない外国人が演じている能だなんて、誰も思わないでしょう」
最大の賛辞を学生たちに送りました。
ミーティングが終わると、恒例の大宴会。
楽しい時間は、やがて終わります。
でも、この9週間の能クラスで得たものは永遠に残ります。
それは教わった学生はもちろん、教えた私にとっても大きなものでした。
宴会の時、ある学生がこんなことを言いました。
「能のクラスが終わって直ぐに、もっともっと能が学びたいと思った。こんなことは初めてです」
とても嬉しいことを言ってくれます。
「私も、君たちにもっともっと教えたいよ」
何人の学生が、日本に行って能を稽古したいと言ってくれます。
私は、いつでもおいでと言いました。
「君たちだったら、いつでも教えるよ。お金なんていらない」
「条件はひとつ。君たちの稽古は疲れるから、稽古の後マッサージしてね」
そう言うと、さっそく肩をもんでくれました。
色んな事がありました。
コロナ禍で2年延期になった能クラス。3年生と4年生は、ずっと楽しみにしていたそうです。
大いなる成果を得て、無事に修了することが出来て、本当に良かったです。
締めの写真は、能「紅葉狩」で出番を待つ鬼女たちです。
9週間の能クラス、お疲れさまでした。
再会の日を楽しみにしています。
kuwata_takashi at 23:30|Permalink│Comments(0)│
2023年03月15日
2023シンガポール第2便 8
いよいよ、2023年ITI能楽コースの集大成の日です。
13期生から16期生たちの「Noh Presentation」がやってきました。
昨日の段階で、キチンと出来ていますので、今日の午前中の稽古は中止にしました。
不安そうにしている学生たちに、こう言いました。
「本番に向けてしっかり休息をとることも、役者として大事なことだよ」
昼過ぎに楽屋入りして、ゆっくりと準備を整えます。
学生たちが色々話しかけてきます。
本番前に、謡や型の最終チェックとして質問してくる者もいれば、他愛もない話をしてくる者もいます。
さあ、泣いても笑っても今日が最後です。
何だか、切なくなってきます。
14時半から、まずはドレスリハーサル(ゲネプロ)を行いました。
本番と同じ、タイムテーブルで、同じ手順で能面と能装束も着けて行います。
本番のための最終リハーサルでもあるし、関係者や報道の方へのお披露目でもあります。
また、仕舞では採点も行いました。
学生たちの対応力はたいしたものです。
一昨日、初めて劇場で通し稽古を行ったときは、問題が多かったのに、昨日・今日と日に日によくなってきます。
もう、発表会の成功に疑いはありません。
ドレスリハーサルの後、少し時間があります。
学生たちは、自主的に稽古しています。
シンガポール・マレーシア・フィリピン・インド・香港・マカオ・スウェーデン・オーストラリアの8か国から集まった24人の学生たちが、能の成功のために、懸命に取り組んでいます。
今年の学生たちも、また私を感動させてくれます。
何だか、始まる前から泣きたくなってきました。
ギリギリまで懸命に稽古する学生たち。
「もう大丈夫だから、そろそろ舞台にむけて心と体を準備しなさい」そう言って稽古をやめさせました。
皆で集まって、挨拶をして士気を高めます。
さあ、いよいよ始まります。
冒頭は、観世喜正師の「羽衣」です。
集まったお客様に本物の能楽師による能の舞台を見せることも大事なのですが、学生たちに玄人の技をしっかり感じてもらいたいと思います。
そして、学生たちの仕舞です。
堂々としたものです。
今回初めて演じさせた能「竹生島」
能らしい能です。
能として見せるため、
「ただ立つ」「ただ歩く」「ただ座る」
この稽古をひたすら繰り返しました。
続いて能「邯鄲」
劇的な展開の「邯鄲」は、毎回お客様の反応も良いようです。
学生たちが落ち着いて演じています。
最後に能「紅葉狩」
いざ始まると、慌ただしい中あっという間に終わります。
24人の装束を入れ替わり立ち替わり着け続けて、私はクタクタです。
首尾は上々でした。
最後にカーテンコール。
私たちも呼ばれて、舞台に上がりました。
学生たちから万雷の拍手をもらってジーンときました。
ああ、今年も終わった。最高の舞台でした。
そして、最高の能クラスでした。
13期生から16期生たちの「Noh Presentation」がやってきました。
昨日の段階で、キチンと出来ていますので、今日の午前中の稽古は中止にしました。
不安そうにしている学生たちに、こう言いました。
「本番に向けてしっかり休息をとることも、役者として大事なことだよ」
昼過ぎに楽屋入りして、ゆっくりと準備を整えます。
学生たちが色々話しかけてきます。
本番前に、謡や型の最終チェックとして質問してくる者もいれば、他愛もない話をしてくる者もいます。
さあ、泣いても笑っても今日が最後です。
何だか、切なくなってきます。
14時半から、まずはドレスリハーサル(ゲネプロ)を行いました。
本番と同じ、タイムテーブルで、同じ手順で能面と能装束も着けて行います。
本番のための最終リハーサルでもあるし、関係者や報道の方へのお披露目でもあります。
また、仕舞では採点も行いました。
学生たちの対応力はたいしたものです。
一昨日、初めて劇場で通し稽古を行ったときは、問題が多かったのに、昨日・今日と日に日によくなってきます。
もう、発表会の成功に疑いはありません。
ドレスリハーサルの後、少し時間があります。
学生たちは、自主的に稽古しています。
シンガポール・マレーシア・フィリピン・インド・香港・マカオ・スウェーデン・オーストラリアの8か国から集まった24人の学生たちが、能の成功のために、懸命に取り組んでいます。
今年の学生たちも、また私を感動させてくれます。
何だか、始まる前から泣きたくなってきました。
ギリギリまで懸命に稽古する学生たち。
「もう大丈夫だから、そろそろ舞台にむけて心と体を準備しなさい」そう言って稽古をやめさせました。
皆で集まって、挨拶をして士気を高めます。
さあ、いよいよ始まります。
冒頭は、観世喜正師の「羽衣」です。
集まったお客様に本物の能楽師による能の舞台を見せることも大事なのですが、学生たちに玄人の技をしっかり感じてもらいたいと思います。
そして、学生たちの仕舞です。
堂々としたものです。
今回初めて演じさせた能「竹生島」
能らしい能です。
能として見せるため、
「ただ立つ」「ただ歩く」「ただ座る」
この稽古をひたすら繰り返しました。
続いて能「邯鄲」
劇的な展開の「邯鄲」は、毎回お客様の反応も良いようです。
学生たちが落ち着いて演じています。
最後に能「紅葉狩」
いざ始まると、慌ただしい中あっという間に終わります。
24人の装束を入れ替わり立ち替わり着け続けて、私はクタクタです。
首尾は上々でした。
最後にカーテンコール。
私たちも呼ばれて、舞台に上がりました。
学生たちから万雷の拍手をもらってジーンときました。
ああ、今年も終わった。最高の舞台でした。
そして、最高の能クラスでした。
kuwata_takashi at 23:00|Permalink│Comments(0)│
2023年03月14日
2023シンガポール第2便 7
さあ、いよいよシンガポールITI能楽コースも大詰めです。
昨日の月曜日は、午前中に学校での最語の稽古をおこないました。東京より観世喜正先生も合流して、緊張感が高まります。
午後に、発表会の劇場入りです。会場は、グッドマン・アート・センターという、文化施設が集まる小さな劇場です。
舞台設営や照明調整などおこないます。
会場が出来ると、一番最初にやることは、これです。
舞台と楽屋の雑巾がけ。
月曜日は、舞台設営が終わった後、19時から22時過ぎまで通し稽古。ハードな一日でした。
今日は、午前中に装束を着けてフルでリハーサルをやり、その後、動きの確認を含めてもう一度通し稽古。
もうしっかり出来上がっています。
あとは、本番にむけ体調を整え、落ち着いてのぞむだけです。
能「竹生島」
能「邯鄲」
能「紅葉狩」
今回は、喜正師が、4週間、私が5週間、それぞれ通しで指導しました。
コロナ対応で、なるべく日本との行き来を少なくしたので、結果的にいつもより稽古時間がとれました。
例年だとそこまでキチンと稽古できない点まで、細かく指導しました。
謡の日本語の発音、地謡の扇の作法、後見の作法、細部まで徹底的に指導しました。
合間では、このようにリハーサルを動画をみて学生たち同士で動きを確認しています。
他にも、あちこちで謡の声が聞こえます。
大道具小道具の出入りや後見や裏方仕事の配置なども、学生たちが自主的に決めてそれぞれ打ち合わせをしています。そこで活躍するのが、ステージ・マネージャー(舞台監督)です。
テキパキと、他の学生たちに指示を送るステージ・マネージャー役の学生は、頼もしかったです。
しかし、昨日から今日までいろんなことがありました。
体調を崩す者、自分の演技が上手く出来なくて悔し涙を流す者、舞台の成功をめぐって衝突する者、何となくパニックになる者。
皆、発表会の成功に向けて一生懸命です。
8か国24人もの学生たちが、能の成功に向けてがむしゃらに頑張っている姿には、胸が熱くなります。
三曲の能は、どれもとてもキチンと仕上がっていると思います。
明日の発表会が楽しみです。
kuwata_takashi at 23:00|Permalink│Comments(0)│
2023年03月12日
2023シンガポール第2便 6
毎日、熱戦が続くWBC。
日本ではたいへんな盛り上がりだそうですね。
野球が大好きな私はとても楽しみにしていましたが、大会期間中はシンガポールにいるので観戦は諦めていました。
毎回、WBCとシンガポールの指導は重なるので、まともに観戦できたためしがありません。
しかし今回は、アマゾンプライム・ビデオでインターネット配信があるので、シンガポールにいながら、全試合観戦することが出来ます。素晴らしい世の中になったものです。
熱戦が続くWBCですが、シンガポールでは全く話題に上りません。
オーストラリア人の学生に、「日曜日に日本とオーストラリアがWBCで戦うね」と話題を振っても、「何それ?」と言われました。
野球は、世界的には本当にマイナーなスポーツのようです。
ほとんどのシンガポール人は、野球のルールすら知りません。「ああ、そんなスポーツあるねえ」くらいの感覚です。
シンガポールで人気があるスポーツは、圧倒的にサッカーです。
去年のW杯は、シンガポールでも盛り上がったそうです。
私がよく行くインド料理のホーカー(屋台)の店員は、いつもサッカーチームのレプリカユニフォームを着ていますが、この前サッカー日本代表のユニフォームを着ていました。
私が、日本人だと話すと、「おお、日本チームはW杯で素晴らしい活躍だった」と喜んでいました。
今日本では、花粉が猛威を振るっていると聞きました。
シンガポールにはスギもヒノキも無いので、花粉症に悩まされることはありません。
日本に帰ってからが心配です。
学生たちは、8か国から集まっているだけあって、様々なので面白いです。
休憩中も、ひたすら練習する者、袴の着崩れを直す者。
謎のストレッチをする者など、様々です。
日本ではたいへんな盛り上がりだそうですね。
野球が大好きな私はとても楽しみにしていましたが、大会期間中はシンガポールにいるので観戦は諦めていました。
毎回、WBCとシンガポールの指導は重なるので、まともに観戦できたためしがありません。
しかし今回は、アマゾンプライム・ビデオでインターネット配信があるので、シンガポールにいながら、全試合観戦することが出来ます。素晴らしい世の中になったものです。
熱戦が続くWBCですが、シンガポールでは全く話題に上りません。
オーストラリア人の学生に、「日曜日に日本とオーストラリアがWBCで戦うね」と話題を振っても、「何それ?」と言われました。
野球は、世界的には本当にマイナーなスポーツのようです。
ほとんどのシンガポール人は、野球のルールすら知りません。「ああ、そんなスポーツあるねえ」くらいの感覚です。
シンガポールで人気があるスポーツは、圧倒的にサッカーです。
去年のW杯は、シンガポールでも盛り上がったそうです。
私がよく行くインド料理のホーカー(屋台)の店員は、いつもサッカーチームのレプリカユニフォームを着ていますが、この前サッカー日本代表のユニフォームを着ていました。
私が、日本人だと話すと、「おお、日本チームはW杯で素晴らしい活躍だった」と喜んでいました。
今日本では、花粉が猛威を振るっていると聞きました。
シンガポールにはスギもヒノキも無いので、花粉症に悩まされることはありません。
日本に帰ってからが心配です。
学生たちは、8か国から集まっているだけあって、様々なので面白いです。
休憩中も、ひたすら練習する者、袴の着崩れを直す者。
謎のストレッチをする者など、様々です。
kuwata_takashi at 22:13|Permalink│Comments(0)│