2020年01月

2020年01月18日

深川江戸資料館「新春能楽初め」

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東京に初雪が舞い降りた寒い日、深川江戸資料館にて熱い講座「新春能楽初め」を開催しました。
毎年恒例の能楽講座も、今回で5回目を迎えました。

悪天候の中、お客様の出足が心配でしたが、杞憂でした。
会場の椅子は全てうまり、立ち見のお客様までいらっしゃるほどの大盛況でした。

今回から「新春能楽初め」と題名を改めましたので、正月にちなんで「江戸城 謡い初め」をモチーフに実演を行いました。

江戸城の形式にのっとって「老松」「東北」「高砂」の謡と舞を紹介しながら、それにまつわる能のはなしをしているうちに、あっという間に予定時間となりました。

この講座は、資料館の一角を使っての無料のイベントです。見学のついでに足を止める人が多いので、毎回講座を行っている一時間の間に、お客様は結構入れ替わります。
ところが、今回はほとんどのお客様が始まってから終わるまでほとんど席を立たずにずっと聞いてくださいました。

とても嬉しいことです。



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2020年01月16日

新春能楽初め

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今年も、深川江戸資料館にて能楽講座をさせていただきます。
毎年恒例のイベントで、今年で5回目を迎えます。

今年から「新春能楽初め」と名うって、正月にちなんだ能の演目を紹介したいと思います。
お話に、謡や舞の実演を交え、楽しいイベントとなることでしょう。


会場は、深川江戸資料館の火の見櫓の前の特設舞台です。

イベント自体は無料で見れますが、資料館の入場料(大人400円・子供50円)が別途必要です。
この機会に、深川江戸資料館の見学もオススメします。

この資料館は、都営交通とトリップアドバイザーがとった「TOKYO100」というアンケートで、堂々の52位にランクインしました。
これは、外国人観光客に紹介したい東京の観光名所のランキングです。
なんと、スカイツリーや歌舞伎座よりも高い順位だそうです。

「新春能楽初め」
1月18日(土) 14時から15時
 深川江戸資料館(地下鉄半蔵門線・大江戸線 清澄白河駅より徒歩3分)


どうぞよろしくお願いいたします。



kuwata_takashi at 22:42|PermalinkComments(0)

2020年01月07日

お稽古初め

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今日は令和2年の仕事始めです。

まずは、自宅舞台でのお稽古です。
玄関に、鏡餅を飾って正月気分を出します。

今年は例年になくゆっくりできた正月でした。
英気を充分養いましたので、一年間フルスロットルで頑張っていきたいと思います。

まずは、、、

今週の九皐会の「呉服」の地謡を覚えなければ。。。。。



kuwata_takashi at 23:00|PermalinkComments(0)

2020年01月01日

謹賀新年 2020年

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

例年、お正月は福山の実家に帰省するか、旅行へ行くかなのですが、今年はどこにも出かけません。
久しぶりにのんびりとしたお正月になりそうです。

今年は下記の通り、シテを演じます。

5月30日 能まつり「山姥」
8月中旬 深川八幡祭能奉納
9月5日 緑泉会「一角仙人」
12月13日 九皐会「唐船」

自主公演の「桑田貴志 能まつり」では「山姥」に挑戦します。役者の内面の力強さが求められる大曲です。
会場は3年連続のGINZA SIX「観世能楽堂」。身が引き締まります。

緑泉会では「一角仙人」を演じます。「一角仙人」は、能の現行曲で唯一、天竺(インド)が舞台の能です。エキゾチックなお話です。
龍神が二人出てきて、シテと対決しますが、その龍神を長男と次男にやらせる予定です。

九皐会では「唐船」です。この能は中国から日本に連れてこられた男のお話です。シテは、中国に残した子供2人と、日本でできた子供2人に挟まれて葛藤します。
中国の子供2人を、これまた長男と次男にやらせます。

子供達は、「一角仙人」「唐船」ともに子方としてではなく、大人のお役・ツレとして舞台に出ます。
二人とも大変に張り切っています。

最近、疲れがなかなか抜けなかったり、寝つきが悪かったりと、身体の老化を感じます。

体調に留意しながら、今年も誠心誠意舞台に取り組み、充実した一年にしていきたいと思います。



kuwata_takashi at 23:25|PermalinkComments(0)