2019年03月

2019年03月09日

沼津蝋燭能「土蜘蛛」御礼

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沼津蝋燭能にて、「土蜘蛛」を演じました。
会場の沼津市民文化センターには、1200人ほどのお客様であふれかえったそうです。
ご来場の皆様、有難うございました。


この沼津で能を演じるのは久しぶりです。
私が初めて催しを行ったのは、2004年3月、この沼津市民文化センターの小ホールでした。
最初に「小鍛冶」を演じて以来、「船弁慶」「安達原」「屋島」「石橋」と、5回公演を行いました。

妻が沼津出身というご縁から、沼津では独立した直ぐの2001年からお稽古に伺っております。
もう18年もお稽古していることに驚きます。

今回の公演の承りは九皐会同門の小島英明師ですが、小島師の計らいで能「土蜘蛛」のシテをさせていただくことになりました。
有難いことです。
11年ぶりの沼津での演能に、張り切って臨みました。


私はこれまで「土蜘蛛」のシテを2度ほどさせていただいていますが、いづれも学生能公演です。
有料の公演で演じるのは初めてです。

この能は、能らしい幽玄の世界はほとんどなく、エンターテインメント要素が強い能です。

シテは蜘蛛の化け物。
手から蜘蛛の巣をまき散らして襲い掛かってくるシテを、稀代の英雄・源頼光が打ち負かすという勧善懲悪物語です。(実際は、土蜘蛛を退治するのは源頼光の家来ですが)

この能は、とにかく隠し持っている蜘蛛の巣を上手く投げるのが難しいのです。

今まで色んな人が、蜘蛛の巣が上手く投げられなかった舞台に遭遇しました。
だいたいそんな時は、楽屋でいじられます。
私も一緒に盛り上がっていたものです。

今回、シテを演じてみて思いました。
「これから、上手く投げられない人をいじるのはやめよう・・・」


開演前に、希望者にワークショップをいたしました。
そこで、参加者に蜘蛛の巣を投げさせました。

その際に、最初に私が模範演技をしたところ、まんまと失敗しました。
模範演技で失敗することの恥ずかしさは、筆舌に尽くしがたいものがあります。

ワークショップで失敗してしまいましたので、本番は緊張しました。

慎重に投げたので、まあまあ上手く投げられたようです。

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ただ、最後に両手で投げて華々しく討たれる場面で、左手だけ失敗してしまいました。
一番最後の、一番良いシーンでの失敗です。

嗚呼、ショックでした。


今回の公演では、本来は大人が演じる役のトモを、次男・大志郎がさせていただきました。
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次男は、妻が沼津にて里帰り出産をしたので沼津の病院で産まれました。いわば沼津生まれです。
そんな縁から、次男を抜擢して頂きました。

初めて演じる大人の役に、本人はたいそう張り切っていました。

とはいうもの、私は前日までシンガポールに行っておりましたので、次男の稽古は直前には全くできませんでした。
ましてや6日前には「鞍馬天狗」の子方という大変な役も演じています。
ほとんどぶっつけ本番なのに、次男はよくやったと思います。

そうそう、私も大変でした。
金曜日の朝にシンガポールから帰ってきて、その日は九皐会の申合。
明けて土曜日に「土蜘蛛」のシテです。
ハードスケジュールの中、よくやったなあと思います。

真夏のシンガポールと冬の日本を行ったり来たりというスケジュールでしたので、体調管理はしっかりしましたが、終わってホッとしたのでしょう。

「土蜘蛛」の後、まんまと風をひいてしまいました。

また、寒暖の差より大変なのが、花粉です。
シンガポールにはスギもヒノキも生えておりませんで、花粉症に悩まされることはありませんでしたが、日本に帰ってきて、しばらくすると、鼻がむずむずして目がかゆくなってきます。

ああ、シンガポールがなつかしい。。。



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2019年03月07日

2019シンガポール最終便 最終回

今日は、評価と採点の日です。

毎回、この日はツライ時です。
それは、お別れの日だからです。

午前中は学生たちに、評価とアドバイスを送り、質問を受けます。

午後は、大宴会。

いつも稽古を行っていたスタジオで、名残りの酒宴でした。
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思えば、今回も彼らとはよく飲みました。
バカな話をたくさんし、それぞれの母国のことも色々聞きました。

8か国から集まってきた17人の学生。
また、3年生として在学している2年前の学生や、学校のスタッフたち。

彼らと過ごした9週間は、素晴らしい時間でした。

お別れするのは、本当にツライです。


また今回、ヤグニャさんというインド系シンガポール人の通訳の方にも大変お世話になりました。

シンガポールで行われた能公演を見て以来、能が大好きになった彼女は。シンガポールの演劇学校「ラ・サール」にて能を学んだそうです。シンガポールには、ITI以外にも能の実技を教える演劇学校があることが驚きです。

その後日本で英語の先生を3年間勤め、日本文化が大好きになってシンガポールに帰国しました。

日本では、狂言やお茶や琴などを習ったそうです。
今もシンガポールで日本舞踊を習っているそうです。

そんな彼女は、能の仕事をすることが夢だったそうです。

彼女には本当にお世話になりました。
いくらお礼を言っても、言い尽くせないほどです。

帰国後、彼女がFacebookというSNSサイトに日本語で投稿していました。
その投稿をここに引用します。




この8週間が夢みたいに進みました。あっという間に能プレゼンテーションも終わって先生達も日本に帰りました。

8週間に生徒達が「構え」、「摺り足」、「形」、「謡い」、「舞い」って色々習って、発表で「仕舞」を舞って、地謡も謡って、短くされた能曲の「邯鄲」と「紅葉狩」にも面付けて日本語の台詞も覚えて出演して、皆さんも大変頑張りました。その上に、8週間も生徒に教えて来た観世喜正先生と桑田貴志先生の教え方も凄く停止で体の動きだけで分かりやすかったんです。

「古典芸能の先生達はどれぐらい生徒に動きの意味とか理由を教えてくれるでしょうか」ってずっと思っていましたが、生徒が基本ができるようになって来たら想像以上に説明してくれました。その説明を聞くとお能の深い深い世界を幕のうしろから覗く気がしました。やっぱりお能は美しい芸能だなぁって毎回も思いました。

2009年に私は初めてお能を見て、摺り足を見て恋に落ちて、千景先生に指導して貰って、又お能の形と恋に落ちて。。。そして日本語を習い始めたのもいつか必ずお能の通訳をやりたいと思っていたからです。なのでお友達のゼルダにこの仕事を紹介して貰った時からずっと嬉しくてたまらなかったんです。

8週間の仕事でしたが、楽しすぎて、働いているとかは思えなくて、ITIの皆んなにも凄い感謝しています。有難や〜有難や〜

さて、これからはどうでしよう。。。夢覚めました。悟り得るかなぁ?





こんなことを考えていたなんて驚きです。
こういうシンガポール人がいるということは、私に大きな勇気を与えます。

今回、能の稽古をした17人の学生に、私は言いました。

「能の稽古を通して、感じたこと習得したことを、これからの君たちの演劇活動に活かして欲しい。そして、能の魅力を君たちの母国でも広めてください」

能は、世界に誇れる日本の芸術です。
いつか、世界中のひとが能に馴染んでもらう日が来るといいなあ。


どんなにかけがえのない日々も、やがて過ぎていきます。
2019年にシンガポールで確かにあった、濃密な時間。
この記憶を、永遠に胸に刻んでいきたいと思います。

みんな、いずれまた会いましょう。

再会を祈って、能「紅葉狩」で出番を待つ後シテ後ツレたちの写真で締めます。
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2019年03月06日

2019シンガポール最終便 2

さあ、ITI能楽コースの集大成がやってきました。

13時頃に会場入りしました。学生たちは午前中から会場に入って、照明などのチェックを行っています。

今日は、16時から仕舞のテストを行いました。
ITIは学校ですので、採点をしなければなりません。

今までは、発表会本番をテストと位置付けて評価の対象としていました。
しかし、それでは学生たちの負担が大きすぎます。また、採点をする私達も慌ただしいのです。

そこで、今回は発表会とは別にテストを設けました。
その試みは良かったように思います。

16時の前後に、簡単に通し稽古をしました。テスト前の稽古は、照明をチェックするためのものでした。

この通し稽古も、学生たちは自主的に行っています。
特に私たちが、稽古するように指示したわけではありません。

今回の学生たちは、よく自主的に稽古をします。

普段の授業の時も、休憩時間などに学生同士で教え合いながらよく稽古しています。
リーダーシップをとって積極的に稽古する人が何人かいました。彼らにつられて、全体として自主稽古をやっていく雰囲気になっていきました。

とても良い傾向です。
そのうち、飲み会の席などでも能の謡を謡い始めるようになりました。

学生たちは、どんどん能が好きになっていっているのが分かります。
とても嬉しいことです。

発表会に向けて、懸命に能の稽古をする学生たちを見ると、毎度のことながら胸にジーンときます。

今回集まったITIの11期生と12期生の12人。
国籍はシンガポール、インド、マレーシア、フィリピン、台湾、韓国、中国と多岐にわたります。
そしてオーストラリアの演劇学校WAAPAから留学してきた5人。

総勢8か国17人の学生たち。
日本語が全く分からない彼らと共に、「能とは何か」を教えるところから始まった9週間の稽古。

さあ、その成果を思う存分見せましょう。

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まず最初に円陣を組んで、士気を高めます。
この辺のノリは学生ならではですね。

私も学生の頃、能楽研究部の舞台の前には、楽屋で円陣を組んだものです。
このノリ、良いですね。私は好きです。

今回は、冒頭に観世喜正師による番外の「敦盛」がありました。
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会場に集まってくださいました多くのお客様に、プロの能楽師による本物の能の舞台を見て頂きたいと思い、観世喜正師に演じていただきました。

その後、学生たちの発表です。
まずは仕舞という、短い舞をみんなにやってもらいます。

仕舞は、もう評価対象となる演技は終わっているので、のびのびと楽な気持ちで演じていました。
この仕舞が、今回の学生たちは、みんな素晴らしい出来でした。

今回の能楽コースは、割合に余裕のある稽古進行でした。今まで以上に発表会の稽古に時間を使えました。
例年、仕舞の稽古は直前まで懸命にやって仕上げる感じだったのですが、今回の学生は早い仕上がりでした。
日頃の自主稽古が生きているように思います。

能に限らず芸事全てにおいて、上達するためには自主稽古が重要ということです。

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役者である彼らは身体能力も高いです。飛び返りという飛びながら回転する型も、この高さでやります。

さあ、続いてかんたんな能装束と能面をつけての能の上演です。

最初は「邯鄲」

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いつものように、盧生と夢の中の皇帝の役にシテを分けての上演です。

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アイを勤めたインド人は、MOVEMENTの授業で骨折をしながらも、懸命に演じていました。

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ワキを勤めたインド人も、能のDVDを繰り返し見て、能のワキっぽい演技ができました。
最初はとてもワキには見えませんでした。
ワキなどの役をたんたんと演じるのはとても難しいのです。能面を着けて舞う方がよっぽどやりやすいように思います。

続いて、能「紅葉狩」

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「紅葉狩」って、本当によく出来た能です。
たくさんの登場人物が出てきて、それぞれに見せ場があります。

こういう場所で上演するにはピッタリ。
内容も派手で面白く、能を初めて見る外国人にも分かりやすいですね。

でも面白いことに、終演後の質疑応答などでは、「紅葉狩」より「邯鄲」についての質問が多く寄せられます。

派手で見栄えがするのは「紅葉狩」ですが、劇として面白いのは「邯鄲」のようです。

確かにその通りです。外国人でも、やはりそう思うのですね。
そういった感性は万国共通なのでしょう。


発表会は大成功でした。
とても良い雰囲気の中、9週間の能楽コースを打ち上げました。

終演後は、全く終わらないエンドレス大宴会。盛り上がりました。



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2019年03月05日

2019シンガポール最終便 1

さあ、今年のシンガポールの授業も最後の週となりました。

今日はリハーサルでした。終わった後に、皆で集合写真です。
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今週は、仕上げの稽古です。もうしっかり出来ています。
先週水曜日の段階で、かなり仕上がっていたのであまり心配しておりませんでした。

最終調整をするだけでした。

月曜日の稽古の後、インド人の学生がクーリヤッタムを踊ってくれました。
彼は、インドの古典芸能・クーリヤッタムのプロの役者です。
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クーリヤッタムは、能と共に2001年に、ユネスコ世界無形遺産に第一回の登録を受けた、インドで一番古い演劇です。
能によく似た演劇です。

生の踊りは迫力があり、面白かったです。
彼は能の稽古でも、良い間合いで舞っています。クーリヤッタムの経験が生きているのでしょう。


今日は、発表会の会場である「マレー・ヘリテッジ・センター」にてリハーサルでした。

学生たちは朝から準備に余念がありません。
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まず学校から、大道具・小道具などを運び込みます。何名かは、トラックの荷台に乗って会場まで移動です。シンガポールでは、トラックの荷台に乗ることは法律上、オッケーだそうです。
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会場では、照明のセッティングなどを丹念にしていました。
これも授業の一環で、照明や音響などの調整も役者として大事なことのようです。

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舞台が出来ると、まず能面だけつけて簡単な場当たりをします。

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ラフな格好に般若というのも、かえって恐ろしいですね。

その後、フルで装束を着けてリハーサル。

まあ、上手く行きました。

明日の発表会は、良いものが出来そうです。



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2019年03月03日

若竹能「花筐」「鞍馬天狗」ダブルで子方

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今日の若竹能、たいへんな一日でした。

「花筐」「鞍馬天狗」共にうちの子供が子方で出演します。

一日の違う曲に、二人がそれぞれ出演するなんて、初めてのことです。

だいたい、子供が子方として舞台に出ると、たいへん疲れます。

自分がシテをするよりよっぽど疲れます。

それが二人分だなんて、、、、

考えるだけで恐ろしいです。


今回、直前までシンガポールに行っておりましたので、子供の稽古は出発前に完成させなければなりません。

次男は、年末年始に徹底的に叩き込んで、早々と覚えさせました。

次男は、来週にも「土蜘蛛」のトモを演じますので、これも平行して稽古しなければなりません。何せ、私が若竹能が終わったらまたシンガポールへ行き、日本に帰るのは「土蜘蛛」の前の日です。


4月の「安宅」も平行して、覚えさせなければなりません。

今年の年末年始は次男と稽古三昧でした。


長男の場合は状況がもっと過酷です。

この日記でもふれましたが、長男は中学受験に挑んでいました。受験中は、さすがに稽古はお休みしていました。

受験が終わったのは2月3日。そこから私が日本を出発する10日までに覚えさせなければなりませんでした。

もっとも「花筐」の子方は、謡はありませんし所作もそんなに多くないので、長男は余裕で覚えてくれました。


木曜日の朝、帰国して昼間はお弟子さんのお稽古。

夕方学校から帰ってきた子供たちを捕まえて、仕上げの稽古をしました。けっこう覚えていたので安心しました。

子供の記憶力って、凄いですね。


金曜日の申合で、少し注意を受け、土曜日にお弟子さんのお稽古の合間に最終調整をして、今日が本番です。


長男は小学校6年生なのですが、身長が164㎝もあります。シテの遠藤喜久師より大きいです。


装束も大人用の立派なものを着ました。

継体天皇という役ですので、狩衣に初冠です。「融」のシテのような格好で子方を演じました。


長男の出番が終わって、ホッとする間もなく次男の出番です。

長男の装束を脱がせると、すぐに次男の着替えに入りました。


次男が出演する「鞍馬天狗」にはたくさんの子方が登場します。能楽師の子供たちは、だいたい3~4歳位からこの子方を経験します。

うちの子供たちも初めての子方はこの役でした。


たくさん、子方が登場するなかで、最後に出てくるのが牛若丸です。

この役は謡も所作も多く、だいたい大きな子が演じます。


長男の初舞台の時も、次男の初舞台の時も、牛若丸を演じている子が、立派で頼もしく見えました。


次男がその立場になっているのが可笑しいですね。


年末年始にあれだけ稽古したので、次男は立派に演じました。なかなか度胸があります。


たいへんだった、ダブル子方。ホトホト疲れ果てました。


終わって一息、つけません。

来週の「土蜘蛛」の稽古を、矢来能楽堂でそのまま行いました。

頼光や胡蝶を演じる先輩にも手伝ってもらって次男の稽古です。

「土蜘蛛」の稽古はひと月ぶりでしたが、ほとんど覚えていました。子供の記憶力は凄いものです。羨ましい限りです。


2回ほど稽古したら、もう大丈夫のようです。

安心して帰宅しました。



さあ、これから荷づくりしてシンガポールに向かいます。


こちらも、発表会を6日(水)にひかえ、大詰めとなってきました。





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