2013年03月
2013年03月30日
佐渡公演
新潟から、朝一番の佐渡汽船で、佐渡に行きました。
見ると、2つ前の席に石原伸晃環境大臣が座っていました。
どうも、今日の能公演を見にいらっしゃるようです。
今日の催しは、「トキふれあいプラザ」のオープニングイベントです。
「トキふれあいプラザ」とは、佐渡の新たな観光名所です。何と目の前にトキを見ることができる驚きの施設です。
午前中ここに訪れ、実際にトキを見て来ました。
間近に見るトキは、まさにトキ色をした美しい鳥でした。

上記の写真は、空飛ぶトキの姿です。
「トキふれあいプラザ」から公演開場に向かう途中、ななんと、野生のトキの華麗な飛翔姿を見ました。
野生に放鳥したトキは、たったの75羽だそうです。そのうち1羽を目撃したことになります。
幸運に感謝です。

さて、佐渡と言えば両津港に写真のような塔が建っているほど能が盛んな島です。
この施設のオープニングイベントでも、能が演じられました。
演目は、新作能「トキ」です。
もう佐渡では何度も演じられています。
なかなか良い雰囲気の能です。
ところで、能「トキ」の前に里田まいさんのトークショーが行われていました。
里田まいって誰?
と聞いたら、楽天の田中将大の奥さんだそうです。
里田まいさんは、しきりに佐渡米の宣伝をしていました。
里田さんは、佐渡に何か関係あるのかと思ったら、単純に名前が似ているから呼ばれているようです。
ははあ、「里田まい」と「佐渡米」ねえ。
佐渡の人は、駄洒落が好きなようです。
佐渡トキ環境親善大使は、加藤登紀子ですが、これも名前から任命されています。
何はともあれ里田さんは、もう3年も佐渡で地元の子供達と米作りをしているそうです。
佐渡は、本当に良い所です。
色んな人を惹き付ける魅力があるんでしょうね。
見ると、2つ前の席に石原伸晃環境大臣が座っていました。
どうも、今日の能公演を見にいらっしゃるようです。
今日の催しは、「トキふれあいプラザ」のオープニングイベントです。
「トキふれあいプラザ」とは、佐渡の新たな観光名所です。何と目の前にトキを見ることができる驚きの施設です。
午前中ここに訪れ、実際にトキを見て来ました。
間近に見るトキは、まさにトキ色をした美しい鳥でした。

上記の写真は、空飛ぶトキの姿です。
「トキふれあいプラザ」から公演開場に向かう途中、ななんと、野生のトキの華麗な飛翔姿を見ました。
野生に放鳥したトキは、たったの75羽だそうです。そのうち1羽を目撃したことになります。
幸運に感謝です。

さて、佐渡と言えば両津港に写真のような塔が建っているほど能が盛んな島です。
この施設のオープニングイベントでも、能が演じられました。
演目は、新作能「トキ」です。
もう佐渡では何度も演じられています。
なかなか良い雰囲気の能です。
ところで、能「トキ」の前に里田まいさんのトークショーが行われていました。
里田まいって誰?
と聞いたら、楽天の田中将大の奥さんだそうです。
里田まいさんは、しきりに佐渡米の宣伝をしていました。
里田さんは、佐渡に何か関係あるのかと思ったら、単純に名前が似ているから呼ばれているようです。
ははあ、「里田まい」と「佐渡米」ねえ。
佐渡の人は、駄洒落が好きなようです。
佐渡トキ環境親善大使は、加藤登紀子ですが、これも名前から任命されています。
何はともあれ里田さんは、もう3年も佐渡で地元の子供達と米作りをしているそうです。
佐渡は、本当に良い所です。
色んな人を惹き付ける魅力があるんでしょうね。
2013年03月29日
熱海、そして新潟
今日は、熱海のMOA美術館能楽堂にて素人会のお手伝いをしました。
http://www.moaart.or.jp/
MOA美術館の詳細は、上記のHPをご参照下さい。
常設展には、国宝3点・重要文化財65点など、お宝の数々が並びます。
西洋画でも、モネやレンブラントを所蔵する、関東近郊でも有数の規模の美術館です。
この美術館には、他に豊臣秀吉の黄金の茶室の復元など見どころ満載ですが、その一番奥まった所には、この様な立派な能楽堂まであります。

座席数は、501席。都内のどの能楽堂と比べても引けを取らない立派な能楽堂です。
能と狂言の定期公演も行われています。
このMOA美術館は、岡田茂吉氏の肝いりで作られたものです。
昔の金持って、芸術文化にはお金を惜しまなかったんだなあと、感心します。
この立派な能楽堂で、仕舞や謡の発表会です。
出演者は、さぞかし気持ちの良い思いをしたことでしょう。
美術館にいらした観覧者が、絵画や彫刻を見る合間に、ふと立ち寄って眺めています。
ご覧になる方も、良い気分だったと思います。
さて、夕方に素人会を終えると、急いで東海道新幹線に飛び乗ります。
東京駅で上越新幹線に乗り換えて、新潟へ向かいました。
明日は佐渡で能公演です。
佐渡汽船の最終船に間に合わないので、今日は新潟泊です。

ご覧の観光キャンペーンのごとく、美味なる食べ物とお酒の宝庫の新潟ですが、
今日は、明日上演される新作能「トキ」の地謡を覚えて、持ち込んだ事務仕事を片付けて終わりそうです。
http://www.moaart.or.jp/
MOA美術館の詳細は、上記のHPをご参照下さい。
常設展には、国宝3点・重要文化財65点など、お宝の数々が並びます。
西洋画でも、モネやレンブラントを所蔵する、関東近郊でも有数の規模の美術館です。
この美術館には、他に豊臣秀吉の黄金の茶室の復元など見どころ満載ですが、その一番奥まった所には、この様な立派な能楽堂まであります。

座席数は、501席。都内のどの能楽堂と比べても引けを取らない立派な能楽堂です。
能と狂言の定期公演も行われています。
このMOA美術館は、岡田茂吉氏の肝いりで作られたものです。
昔の金持って、芸術文化にはお金を惜しまなかったんだなあと、感心します。
この立派な能楽堂で、仕舞や謡の発表会です。
出演者は、さぞかし気持ちの良い思いをしたことでしょう。
美術館にいらした観覧者が、絵画や彫刻を見る合間に、ふと立ち寄って眺めています。
ご覧になる方も、良い気分だったと思います。
さて、夕方に素人会を終えると、急いで東海道新幹線に飛び乗ります。
東京駅で上越新幹線に乗り換えて、新潟へ向かいました。
明日は佐渡で能公演です。
佐渡汽船の最終船に間に合わないので、今日は新潟泊です。

ご覧の観光キャンペーンのごとく、美味なる食べ物とお酒の宝庫の新潟ですが、
今日は、明日上演される新作能「トキ」の地謡を覚えて、持ち込んだ事務仕事を片付けて終わりそうです。
2013年03月26日
狩宿 菜の花さくらまつり
今日は、富士宮と富士のお稽古に行ってきました。

富士宮の桜は5分咲きってところですかねえ。
富士宮のすぐ南の富士は、ほぼ満開(9分咲き位)なんですが。
来る4月13日に、富士宮観光協会からの依頼で、
「狩宿 菜の花さくらまつり」にゲスト出演します。
詳しくは。観光協会ホームページをご覧ください。
http://www.fujinomiya.gr.jp/
会場となる狩宿「井出館」は、源頼朝が富士の巻狩りの際に本陣を置いた場所だそうです。
「富士の巻狩り」とは、能でも「小袖曽我」や「夜討曽我」に描かれている、「曽我物語」のクライマックスシーンです。
またそこには、源頼朝が下馬して馬をつないだと言われる桜(下馬桜)があります。
その前に特設舞台を組んで、夜はライトアップして「狩宿能」は行われます。
「狩宿能」とは言うものの、実際は富士宮の茉莉会社中による謡と仕舞が中心です。
私も、桜と曽我物語に因んだ仕舞を演じる予定です。
ただ、富士宮の桜はもう5分咲きですので、4月13日までもちそうにありません。
こればっかりはねえ。。。。
観光協会もそういう事態も想定して、「菜の花さくらまつり」としています。
見事な保険です。
桜は絶望的ですので、菜の花に期待しましょう。

富士宮の桜は5分咲きってところですかねえ。
富士宮のすぐ南の富士は、ほぼ満開(9分咲き位)なんですが。
来る4月13日に、富士宮観光協会からの依頼で、
「狩宿 菜の花さくらまつり」にゲスト出演します。
詳しくは。観光協会ホームページをご覧ください。
http://www.fujinomiya.gr.jp/
会場となる狩宿「井出館」は、源頼朝が富士の巻狩りの際に本陣を置いた場所だそうです。
「富士の巻狩り」とは、能でも「小袖曽我」や「夜討曽我」に描かれている、「曽我物語」のクライマックスシーンです。
またそこには、源頼朝が下馬して馬をつないだと言われる桜(下馬桜)があります。
その前に特設舞台を組んで、夜はライトアップして「狩宿能」は行われます。
「狩宿能」とは言うものの、実際は富士宮の茉莉会社中による謡と仕舞が中心です。
私も、桜と曽我物語に因んだ仕舞を演じる予定です。
ただ、富士宮の桜はもう5分咲きですので、4月13日までもちそうにありません。
こればっかりはねえ。。。。
観光協会もそういう事態も想定して、「菜の花さくらまつり」としています。
見事な保険です。
桜は絶望的ですので、菜の花に期待しましょう。
2013年03月25日
5周年
今日は、朝8時半から若竹会。
今月は、私が能「井筒」をさせて頂きました。
昨日、仙台から帰ってきて疲れた体に鞭打って、「井筒」を勤めました。
「井筒」は、6月2日の自主公演「能まつり」で演じます。
その前に、いろいろ課題が見つかって有意義でした。
午後からは、自宅舞台にてお弟子さんのお稽古。
「井筒」を勤めて、クタクタだったので、お稽古はしんどかったです。
ところで、今日は記念日です。
私が、深川の地に自宅を建てて引越してからちょうど5年を迎える日なのです。
早いものですね。

この自宅の能舞台「深川能舞台」も開場5周年を迎えます。
当初は、檜の香りがプンプンしてて、清々しかったですが、5年も経つとさすがに檜の香りはほとんどしなくなりました。
ただ、年月を重ねていった趣きが徐々についてきました。
これからも、大事に管理していきたいと思います。
現在、深川を発信源として、様々な活動を行っています。
日々の茉莉会社中のお稽古から、新年謡い初め、深川能楽サロン、深川八幡祭能奉納etc
自分の軸足をしっかり定めて、これからも頑張っていきたいと思います。
今月は、私が能「井筒」をさせて頂きました。
昨日、仙台から帰ってきて疲れた体に鞭打って、「井筒」を勤めました。
「井筒」は、6月2日の自主公演「能まつり」で演じます。
その前に、いろいろ課題が見つかって有意義でした。
午後からは、自宅舞台にてお弟子さんのお稽古。
「井筒」を勤めて、クタクタだったので、お稽古はしんどかったです。
ところで、今日は記念日です。
私が、深川の地に自宅を建てて引越してからちょうど5年を迎える日なのです。
早いものですね。

この自宅の能舞台「深川能舞台」も開場5周年を迎えます。
当初は、檜の香りがプンプンしてて、清々しかったですが、5年も経つとさすがに檜の香りはほとんどしなくなりました。
ただ、年月を重ねていった趣きが徐々についてきました。
これからも、大事に管理していきたいと思います。
現在、深川を発信源として、様々な活動を行っています。
日々の茉莉会社中のお稽古から、新年謡い初め、深川能楽サロン、深川八幡祭能奉納etc
自分の軸足をしっかり定めて、これからも頑張っていきたいと思います。
2013年03月24日
仙台 能BOX公演
昨日今日と、仙台にある「能BOX」という能舞台で、能とダンスの公演がありました。
能BOXは、仙台の個人宅の能舞台を移築した舞台で、仙台市が管理しています。
もともと倉庫だった所に能舞台を持ってきたので、不思議な空間です。
外見はこんな感じ。
今回は、津村禮次郎師による能「天鼓」が演じられたあと、森山開次さんが能舞台の上で「天鼓」をモチーフにしたダンスを踊りました。
森山開次さんは、先般、文化庁の芸術選奨の舞踊部門で新人賞を受賞した、現在の日本ダンス界でのトップスターの一人です。
数年前より、津村さんと組んで能をモチーフにしたダンスを次々に発表しています。
小さなお子さんがいる方は、NHK教育テレビの「からだであそぼ」のカイジくんといえばピンとくるでしょう。
かくいうウチの子供も大好きでした。(残念ながら、今は終わってしまいました)
終演後は、森山開次さんの芸術選奨新人賞受賞を祝って、祝宴が開かれました。
仙台は、魚も肉も美味しい良い所です。