2011年07月

2011年07月29日

教科書に載る!?

今日は、教育出版という教科書会社が発行する教科書と副教材のための撮影に参加しました。

私は、「羽衣」の地謡を謡いました。

来年から中学校の音楽の教科書に「羽衣」が載るというニュースは、能楽界では大歓迎でした。
その映像資料として、「羽衣」のDVDが副教材で作成されました。

他に「高砂」「葵上」という能を代表する名曲も収録されました。
これらは、地謡の絡まない舞事の部分だけの収録でした。

教科書に載るって、ドキドキしますね。
将来うちの息子が、音楽の授業で教材DVDを見てたら、そこにお父さんが映っている・・・

それまで、学習指導要領が変わらないことを祈ります。


kuwata_takashi at 23:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月23日

身体表現研究

臨床美術士協会で、「身体表現研究」という講座を去年に引き続いてさせて頂きました。
「身体表現研究」という講座名ですが、やったのは謡と仕舞のお稽古。

臨床美術と能に、何の関係?

まあ、直接的な関係はないですね。

身体表現をする上での自己実現の方法論を見つけるため。
まあ、そんな目的でさせていただいています。


今年の受講生は4名しかいなかったので、密度の濃い稽古が出来ました。
去年は、10人以上いたので、なかなか一人一人に細かい指導は出来ませんでしたが、
今年はうるさいくらい注意しました。

その甲斐あって、わずか6回の稽古で、「高砂」の仕舞を身に付けることが出来ました。
一人が舞って、残りの3人が地謡を謡っていました。

当初は、地謡は私が謡うつもりだったのですが、受講生たちだけで問題なく出来ました。


全く違う分野を志す人たちが、その勉強の一環として能に取り組んでくれる。
こんな嬉しいことはありません。

この講座は、私にとっても充実したものとなりました。

関係者の方々へ、御礼申し上げます。


kuwata_takashi at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月20日

お知らせ

日記の更新をサボっているうちに、また夏の能繁期が近づいてまいりました。

さて、今年はたいへんな夏になりそうです。

まず、最初のお知らせ

8月6日(土)13時より 矢来能楽堂にて
九皐会定例会「船橋」

今年は、「船橋」という面白い曲に挑みます。
なかなか上演されない曲ですが、私は個人的には思い入れの深い曲です。

いつか演じたいと機会をうかがっていました。

指定席はほぼ完売ですが、自由席はまだございます。
夏のひととき、能楽堂で優雅な時をすごしましょう。


もう一つは

8月13日(土)15時から 富岡八幡宮にて
能奉納を行います。

毎年させていただいております、深川八幡祭りでの能奉納です。

今年は、半能「融」を勤めます。

例年は、境内の特設舞台で行うのですが、今年は本殿でさせていただけることになりました。
御神体の目前ですので、たいそう気合が入ります。


二週間続きで、能を演じさせていただけることは、有り難いことです。

さあ、充実の夏へ駆け出すぞ!!


kuwata_takashi at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年07月19日

何か書かねば

うーん、気が付いたらひと月以上日記を書いていませんでした。

日記が書けないときは、だいたい覚え物に追われている時です。
今回も、たいへんな日々です。

そして、こうして書いているということは、山場を越えたということです。

また、少しずつ書いていきますので宜しくお願いいたします。


kuwata_takashi at 22:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)