2010年04月

2010年04月24日

大入り 御礼

今日は、清澄庭園の大正記念館にて「深川能楽サロン」
満員のお客様にご来場いただき、厚く御礼申し上げます。

いよいよ、私の自主公演「能まつり」まで、一か月を切りました。
今、毎日稽古に格闘しておりますが、その裏話などを紹介しながら、楽しくお話することが出来ました。

さあ、明日は観世喜之先生、一世一代の「関寺小町」です。
しっかりと、目に焼き付けたいと思います。


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2010年04月14日

馴れし東の花や散るらん

今年の桜、結構長持ちしています。

ただ、昨日一昨日の荒風でさすがにかなり散ってしまいました。

桜花が散る景色は、例年と同じなのですが、今年は感じ方がまるで違います。
なんだか、人の死と人生の儚さが感じられます。

毎日、「熊野」の稽古を積んでいるからなんでしょうねえ。

同じ桜の景色の能でも、去年の桜が散る頃、懸命に稽古していた「道成寺」とはえらい違いです。


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2010年04月10日

自身研鑚の会・旗揚げ!!

そう言えば、肝心の私の自主公演の記事を全然載せていませんでした。



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詳細は、上記チラシの通りです。
実は、初めてスキャナーを使ってみました。

チケットは、S席・A席は完売いたしましたが、自由席はまだございます。

私が、自分で責任もって、全身全霊をかけて取り組む催しです。

何とぞ、ご声援をお願いいたします。


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2010年04月09日

深川能楽サロン

大好評の能楽サロン。
今回は地元・深川での開催です。

4月24日(土) 14:00~16:00

会場  清澄庭園 大正記念館
     (地下鉄 清澄白河駅より 徒歩3分)

参加費 1000円

後援 江東区


去年11月に深川能舞台で、12月に清澄庭園・涼邸にて行った、深川能楽サロン。
大変な反響があり、会場定員を超えるお客様からお申込みを頂きました。

残念ながらお断りせざるを得なかった方に、今後の定期開催を約束いたしました。

「能楽サロン」では、能に興味はあるけど観たことない、観てみたいけど、どうしたらいいの? とお思いの方に分りやすく、実際に舞台で使用する能面や能装束を紹介しながら、お話いたします。
実演を交えながら魅力いっぱいの能楽の世界をご案内致します。

会場は、東京都名勝第一号の名園、清澄庭園の大正記念館という風格ある建物です。四季折々の花と野鳥であふれる、美しい庭園の春景色を眺めながら、至福のひとときを楽しんで頂きたいと思います。

大正記念館とは、大正天皇の葬儀に用いられた葬儀場を移設した由緒正しい建物です。

最近、日本の観光地を格付けした、ミシュラン観光ガイドが出版されましたが、清澄庭園は、みごと一つ星を獲得しています。
つまり、日本を代表する観光地と認定されました。

この清澄庭園を現在の形に整えたのは、大河ドラマ「龍馬伝」で香川照之さんが快演なさっている、岩崎弥太郎氏です。

もともと、三菱グループ創始者・岩崎家のお屋敷があった場所だったそうです。
岩崎弥太郎は、かの豪商・紀伊国屋文左衛門の屋敷であったこの地を、買い上げ、庭園を整備して、「深川親睦園」と名付けて三菱グループの保養所や貴賓客の接待の場所として活用していたそうです。

そんな、由緒ある場所で行われる「深川能楽サロン」

贅沢な気分にひたれることうけあいです。


今回は、能のさまざまなお話とともに、5月の「能まつり」で演じる「熊野」を取り上げ、能の見方や親しみ方を紹介していきたいと思います。


大正記念館は、大きな会場ですので、今度は定員オーバーにならないと思います。
申し込みは、下記のメールアドレスまでお願いいたします。

shitashimu@hotmail.com


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2010年04月08日

降るは涙か 桜花

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今日は、江戸川区葛西の行船公園の源心庵にてお稽古。

このお稽古場は、池に面した素晴らしいロケーションです。

池の周りには、桜が咲き誇ります。

今日は、もう散り始めていました。

私は、桜は散り始めが一番きれいだと思います。
風になびいて花びらが、はらはらと散っていく風情はなんとも言えません。

この源心庵では、散った桜は池の上に落ちていきます。
桜色に染まった池の、何と美しいことでしょう。

「降るは涙か 桜花」

能「熊野」の一節を思い出します。
散っていく桜をずっと見ていると、何とはなく物悲しい気持ちになります。


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