2009年06月

2009年06月24日

深川能楽サークル

「道成寺」の前は、能楽普及活動はストップしていましたが、また再開です。

その一環として、新たなる能の教室を開講いたしました。

「深川能楽サークル」と名うって、この6月から新規開講です。

内容は、謡いと仕舞の団体稽古です。
ただいま発足会員を募集中です。

場所は、「深川能舞台」
時間は水曜日の午後2時から。

歴史と文化とお祭りの街・深川で、楽しくお稽古いたしましょう。


at 22:29|Permalink

2009年06月23日

杜若

今日は、稽古能で「杜若」をさせていただきました。

11月に、九皐会で「葛城」を勤めるので、同じ太鼓序の舞の曲に挑戦してみました。

この曲は、謡いがややこしくまた分量も多く、どうしても単調になっていまいます。

最近喉の調子が甚だ悪く、なんか消化不良の舞台でした。
稽古能とはいえ、「道成寺」の後初めて勤めるシテです。少々悔いが残ります。

ここのところ、ずっと続いた稀曲とお役のラッシュも、ひと段落。
ちょっと一息つきます。


at 22:22|Permalink

2009年06月20日

新作能「兼続」

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今日は、宮城県白石市にて新作能「兼続」公演。
私はツレをさせて頂きました。

「兼続」は、ワキ方の高井松男師が作った渾身の新作能で、去年7月が初演でした。

折からの大河ドラマ「天地人」ブームに乗って、今年は各地で上演されます。


この能のツレは、直江兼続の妻、お船の方。

「田風の舞」という特別な舞があるので、いろいろとこだわってみました。

終演後、ある兄弟子がひとこと。

「なかなか面白かったよ。ところで、桑田の役って、常盤貴子なんだよなあ」

私もひとこと。

「違います。私の役を常盤貴子さんが演じているのです」


at 23:14|Permalink

2009年06月12日

頭がパンク

しばらく、消えていました。

ここ数日、覚え物が続いて大変な日々が続いております。

先月の31日が、「国栖」ツレ、「浮舟」地謡
今月の8日が、稽古能で「杜若」シテ
10日が、稽古能で「高野物狂」地謡
13日が、九皐会で「氷室」ツレ
20日が、新作能「兼続」ツレ
21日が、「大会」地謡

その「浮舟」と「大会」を何度か謡ったことがある以外は、全て初役です。

4月に、「道成寺」向けてひと月休んだので、5月6月はとんでもないスケジュールになっています。
日中は毎日、朝から晩まで働いておりますので、覚え始めるのは夜中になってしまいます。

でも・・・
疲れ果ててて殆ど頭に入りません。

物を覚えるのは小脳がつかさどるようですが、この小脳には容量があるそうです。
覚えて覚えても、ちっとも頭に入らないのは容量が一杯のようです。

そういう時は、寝ると記憶は大脳に下りて行って、小脳はリセットされるそうです。

そうか、覚え物をしていると眠くてしょうがないのは、そういう訳だったんだ・・・


そんなこんなで、毎日謡本を握りしめたまま寝ちゃっています。


at 21:08|Permalink