2007年09月16日

2007年09月16日

三国合同演劇

今日は、芝居を観に行きました。

そうです、来日中のシンガポールでの元教え子達の芝居を観に行ったのです。

舞台の上の彼らは、輝いていますねぇ。
特にマレーシア人の女の子(ヤンヤン)は凄いオーラだった。シンガポールでは、スターというのも納得。
また、シンガポール人の男の子(ピーター)のダイナミックな動きにも、目を奪われました。


5年前に彼らにシンガポールで能を教えた時を思い出しました。

ヤンヤンは、とにかく正確に覚える子でした。
短い仕舞など、1日で覚えてしまってました。
また、形態模写が上手で、一緒に行っていました故観世栄夫師のモノマネなんてそっくり。日本語の謡の発音も上手でした。

一方、ピーターは何でも過剰にやる人でした。
彼が「竹生島」などの派手な仕舞をやると、まあ豪快だこと。。。
能の表現からは外れているので、能の先生としては及第点はあげれません。
ただ、能を初めて見る外国人には強い印象を与えたようです。


今日の彼らの演技は、彼らの仕舞の特徴がよく出ていて面白かったです。
演劇って、自己表現なんですねぇ。
性格がよく出ます。


終演後、打ち上げパーティーまで参加させて頂きました。この芝居は今日が千秋楽だったのです。

日本人の役者にも何人か知り合いがいるので、いろいろ演劇談義も出来て楽しかった。

シンガポールからも、何人か関係者が来ていました。中には知り合いもいて、お互い思わぬ再会に驚きました。


シンガポールご一行とは、これでひとまずお別れです。
来年1月からまた、新しい生徒を教えに行きます。

シンガポールでの再会を約束して、お別れいたしました。


at 23:10|Permalink