2005年11月

2005年11月11日

ヒーヒー

ここの所、舞台の仕事が忙しくてヒーヒー言っています。

10月・11月は能繁期などと言われてとっても忙しい。試しに催しの数を数えてみました。
玄人会、素人会、学生能、ワークショップなどをすべて合わせて、なんと10月は17回、11月は18回も紋付着て仕事します。
それとは別に、それぞれの申合せや稽古会などありますので、毎日なんかやっている感じがします。その合間をぬって、お弟子さんのお稽古もしています。

歌舞伎の世界など、25日間の連続公演なんて当たり前ですから、これくらいの数で威張ったってしょうがないですね。
ただ、そうはいっても、私たちは毎日違う演目を勤めています。素人会などでは、一日に何番も謡いますので、この2ヶ月間で、一体何曲の能を謡うのか、数えるのも恐ろしいです。

それを私たちは、全て暗記で謡います。

そんな訳で、毎日毎日、受験生のように机に向かい、ひたすら暗記の日々。
さる偉い先生が言っていました。

「覚えることは、600年前から決まっているんだ」

能が生まれて約600年間。能は当時から形を変えずに伝えられてきたと言われています。
所作や謡、舞の手順など基本的には変わってないそうです。

と言うことは、その全てを覚えなければならない能役者の苦労も、600年前から変わってないんでしょうね。


ところで、今日の読売新聞朝刊の都内版に、昨日行った「源心庵能楽サロン」の様子が掲載されました。読売新聞をとっている方は、チェックしてみてください。


at 23:27|Permalink